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几帳面とは、「細かいところまで、物事をきちんと行うさま。決まりや約束にかなうように正確に処理するさま。」のことです。（goo辞書より）

自分で言うのも何ですが私は几帳面な性格だと思います。

几帳面な人の特徴として、神経質であるとか、自分にも他人にも厳しいというようなことが言われていますが確かにその通りだと思います。

神経質が故に考え過ぎたり、上手くいかないとイライラすることが多いですし、自分は絶対に遅刻はしないので何の連絡もなく遅刻してくる人に対して腹が立ちます。

このような性格がFXに向いているのかということを考えたいのですが、読者の皆さんはどう思われますか？

ちょっと考えてみてください。

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几帳面な性格だとしっかりと計画を立ててFXを学び、学んだ後は計画通りにFXの技術を向上すべく努力し、資金管理やリスク管理もしっかりできそうな感じがします。

これらのことが几帳面な性格が故にできるのであれば向いていると言えそうですし、几帳面だからこそのメリットとも言えるでしょう。

一方、几帳面な性格が故に問題になりそうなこともあります。

具体的には、

上はドル円15分足のチャートですが、10個の赤色丸はそれぞれ高さが違います。

高さは違うのですが、同じようなところでこれだけ何度も止められたので水平線を引いてみたいと思います。

こういう時に几帳面な性格な方ならどうしますか？

どうやっても1本の水平線では引けそうにないのでイライラしませんか？

実際のところ、私はこういう場面で水平線が引けずイライラした経験が何度もあります。

水平線を引くだけでイライラしているようではトレードに集中できず、良い結果を出せるとは到底思えません。

同じようなことはトレンドライン（斜めライン）でも起こりえるのですが、トレンドラインは角度が1度違うだけでも4時間足や日足だと数十pipsの誤差になる可能性があるので寸分の狂いもなくラインを引かなければなりませんし、ちゃんと引けないとイライラするでしょう。

こうなってくると手段である筈のラインを引くことそのものが目的になってしまい、本末転倒ということになりかねません。

上でメリットについて書いたのですが、ラインを引くことに関してはデメリットもあると言えるでしょう。

デメリットを放置した状態では安定的な勝ちは訪れませんので解決方法を考えなければなりません。

とは言え、当ブログをずっとお読みの方であればもうお気付きかと思うのですが、1本のラインで何とかしようとするから無理があるのであり、

ラインではなくゾーンと考えれば一瞬で解決です。（一番低いところと高いところを囲うだけのことです）

更に、几帳面な性格だとラインぴったりで反応があると考えがちかと思うのですが、ゾーンにすればゾーンの下限や上限で何らかの反応があるかもしれませんし、ゾーンの真ん中辺りで反応するかもしれません。

となると、ピンポイントでこことは言えなくなるので、「何となくこの辺りで何らかの反応があるかも？」ぐらいの考え方に変わってくると思います。

「何となくこの辺り」と考えることができるようになれば水平線を引く必要性を感じなくなるかと思いますし、ゾーンとして囲う必要性も感じなくなってくるかと思います。

実際に必要性を感じなくなったので私は水平線も斜めラインも引かないですし、ゾーンとして囲うこともしなくなりました。（説明の関係でブログの記事には引いていますが）

さて、今回の記事タイトルは「几帳面な性格はFX向きなのか？」ということでしたが、几帳面な性格が故のデメリット（上で書いた水平線のこと）を克服できるのであればメリットを活かせるので向いていると言えるでしょう。

ですが、ラインぴったりで反応すると考えていた人が、「何となくこの辺り」という考え方に変えるのは困難かと思います。

困難ではあるのですが、チャートの見方だけに限って言えば多少アバウトな方が上手くいくことが多いと思います。

几帳面な性格でも上手くいっているのであれば特に何かを変える必要はないでしょうが、几帳面な性格が故に水平線やトレンドラインを引くのに時間がかかるということであれば変えていく必要があるでしょう。

ラインを引くことはトレードするための手段であって目的ではないですよ！

以上です！

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