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負けトレード解説2回目の解説編です。

ドル円1分足、赤色矢印で買って黄色矢印で15pipsの損切りとなりました。（現在のトレンドは考慮しないものとします）

では、まず赤色矢印で買った根拠を考えてみたいのですが、二か所のオレンジ色丸を見ると安値を切り上げていることがわかります。

トレンドを考慮しないという前提なので、安値を切り上げたから買うというのは問題なさそうなのですが、三か所のピンク色丸を見ると高値も切り下げています。

つまり、安値切り上げ＆高値切り下げ＝三角持ち合いの状態で、更に黄色線よりも上がミニダブルトップだとすると、黄色線＝ネックラインを下抜けていることになります。

このような状況で買うということは最初から買いありきで考えており、逆の立場である売りたい人の気持ちを考えていなかったと考えられます。

このように考える根拠は、もし売りたい人の気持ちを考えていれば何度か逃げるチャンスと言いますか、微益で決済するタイミングがありました。

あったのに決済できずに損切りになったということは、買いありきで売りたい人の気持ちを考えていなかったと考えられます。

では、その逃げるチャンスですが、エントリー後にグッと伸びますがその後緑色丸で上ヒゲ3本出してから下げます。

この段階で左側2つのピンク色丸に届いていない訳ですから下げ始めたくらいで決済が可能でした。

ここで決済できないにしても、その後ネックラインである黄色線で反発して緑色線のような動きになれば良かったのですが、そうはならなかったのでネックラインを下抜けた直後に決済していれば微益か微損だったでしょう。

更に、ダブルトップの後にダブルボトムとなって上昇することは珍しくなく（水色線で示した動き）、赤色線で示したような動きになった可能性もあったのですが、そうはなりませんでした。

ならなかったので、エントリーの根拠が崩れたオレンジ色線辺りで損切りすべきだったのにそれができずに今回の損切りとなりました。

今回の反省点と今後に向けてですが、

・エントリー前に逆の立場の人の気持ちを考える！

買いたいのであれば売りたい人の気持ち、売りたいのであれば買いたい人の気持ちを考えることで負けトレードを減らすことができます。

具体的には「安値を切り上げたので買おうと思ったけど、高値も切り下げているし、目標までが近いのでやめておこう」というような判断が可能となって負けトレードを減らすことができます。

・エントリー後も逆の立場の人の気持ちを考える！

今回の負けトレードは買いでしたが、逆の立場である売りたい人の気持ちを常に考えることができれば、たとえ微益でも決済するタイミングが何か所かありました。

「今買いポジションを持ってるけど、高値を切り下げたのでそろそろ売り注文が入ってくるかも？」というように考えることができれば決済のタイミングがわかってくるかと思います。

・エントリーの根拠が崩れたら迷うことなく切る！

今回の負けトレードも基本中の基本ができていません。

今回はマイナス15pipsで済みましたが、「どこで損切りしようかな～」なんてことをエントリー後に考えていたら、考えている間に急落したかもしれません。

このようなことにならないための損切り＝安全装置です。

以上です！

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【FX】負けトレード解説②の解説編