FXには、従来行われてきた「店頭FX」と「取引所FX(くりっく365)」があります。

日常的なFX取引に関しては、どちらを選んでも、操作方法などに大差は

ありません。

ただ、所得税の計算方法は異なります。


<店頭FXの場合>

店頭FX取引で得た利益には、所得税の計算上は

「総合課税」が適用されます。

税率は、給与所得などと、FXで得た利益の額を合計した所得額に応じて、

税率が決まります。


<取引所FX (くりっく365) >の場合

所得税の計算上は「申告分離課税」が適用されます。

課税所得額にかかわらず、FXで出した損益に関しては20%の税率が

適用されます。

FXで大きな利益を出したい人、現に出している人は、店頭FXよりも

くりっく365のほうが、税負担が低くなります。

また、くりっく365の場合には、損失を出した場合にも確定申告を

しておくことで、翌年度以降に損失を繰り越すことができ、

節税につながります。
先進国とエマージング諸国の財務相・中銀総裁会議のこと。

主要7か国以外に、オーストラリア、中国、ロシア、ブラジル、

インド、アルゼンチン、インドネシア、韓国、メキシコ、サウジアラビア、

南アフリカ、トルコ、欧州連合が集まる。
FXで得た利益は、確定申告をして所得税を納める必要があります。

FXの利益は所得税法上「雑所得」扱いとされます。

雑所得には「年金や恩給などの公的年金等」「非営業用貸金の利子」

「著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税講演料や放送謝金など」も

含まれます。

確定申告が必要になるのは、雑所得の合計額が、年間で20万円を超えた場合です。

初心者のうちは、ポジションを売買するとき「いくらの利益を得たいか」を


明確にしましょう。


利益確定をするときは「利益が大きくなったら売る」よりも、


「目標としていた利益が得られるとわかったら売る」という姿勢が大事です。


「もっと待てば、大きな利益が得られるかもしれない」という


希望的観測はいったん脇においてください。「目標が ないまま待つ」という


行動は、負ける人の行動パターンです。「目標を明確にし、希望的観測


は捨て、シビアに利益確定を行う」ことがFXで勝ち残るために大 事なのです。


またポジションを決済してから「もっと利益を得られるはずだったんだ」と


思うこともあるでしょう。


その反省は今後に活かすことが大切です。

ポジションを決済するタイミングが早すぎ「もっと利益が取れたのに」と

後悔する。

もっと上がるかもしれないと、ポジションを持ち続け、結果的に

利益が上がらなかったと後悔する。

この二つには決定的な違いがあります。前者は「後悔はしているが、

利益は得ている」のに対し、後者は「後悔もしているし、利益も得ていない」

という違いです。

「利益は得ている」前者のほうが、よほど良い結果であると言えます。