永久に全身脱毛ができるわけではなく、効果はあくまで一時的なものです。
脱毛クリームは、ムダ毛が気になる部分にクリームを塗り、毛をこそげとるという方式で除毛します。
脱毛クリームは、薬剤が空気に触れた時に起こる化学反応によって毛を溶かすことでムダ毛を処理するため、太くて長い毛も取り除けるメリットがあります。ただし脱毛クリームの薬剤は、毛が生える源の細胞を傷つけることはないため、肌から露出している部分の毛までしか溶けません。そのため時間が経つと、カミソリで自己処理した時と同様、肌の表面からムダ毛が生えてきます。無毛状態を保てる時間は、3日~1週間程度。また頻繁に使えば、クリームに含まれている成分の影響で肌荒れなどを起こす恐れもあります。
脱毛クリームの種類と正しい使い方
脱毛クリームにはいくつか種類がありますが、一般的に浸透しているのがクリームタイプです。これに近いもので、ワックスタイプのものもあります。ワックスタイプの商品は塗布後時間経過とともにゴムのように固まり、それを剥がす際にムダ毛を抜き取るしくみです。毛を溶かしたりする薬品は含まれていませんが、毛を根元から一気に引き抜くため、痛みを伴うことと、皮膚まで剥がしてしまい肌をいためる失敗も多いとされています。
脱毛クリームは、清潔で乾いた肌の上、ムダ毛が生えている部位に直接乗せます。説明書に記載された放置時間を守ったのちに、付属のスクレーパーでクリームごとこそげ落とします。後は、ぬるま湯で薬品を洗い流して終了です。脱毛しきれなかったムダ毛は、薬品の効果で柔らかくなっている状態なので、ピンセットでつまみ切るような感覚で処理するとよいでしょう。使用する前に脱毛クリームに添付された説明書を必ず読むこと、48時間パッチテスト(皮膚のかぶれや炎症などを調べる)を忘れずに行いましょう。
脱毛クリームのメリット・デメリット
よく聞く質問として、「カミソリと脱毛クリーム、どちらが良いの?」というものがあります。昨今ではカミソリも性能が向上し、肌を傷つけずにムダ毛だけを剃ることができますが、凹凸が多い肌の場合、剃り残しの黒いポツポツが目立つことも…。一方、脱毛クリームは肌に薬剤が密着しますので、スッキリと無毛状態をつくることができます。ただし、カミソリ負けがあるのと同様、脱毛クリームも薬品負けの可能性があります。こういったメリット・デメリットなどを考えて、自分に合った商品選びをしていきましょう。
家庭での除毛は、時間がなく忙しい時でも手軽にムダ毛を除くことができます。けれど、肌のトラブルが起こりやすいのも事実。脱毛クリームの正しい使い方やメリット・デメリットを知って効果的に使うようにしましょう。