増えたように感じることはありますが、量そのものは変わりません。
原則として、全身脱毛と汗の量には相互関係はありません。ごく稀に、脱毛によって汗の分泌をコントロールする汗腺が刺激され、施術を受けた直後に汗の量が増えることがありますが、これは一過性のもので、通常は自然に治ります。むしろ、脱毛のケアによって毛穴が引き締まり、汗が出にくくなったと感じる人もいます。
脱毛後に汗が増えると噂されるのは、勘違いが大きく影響しています。体毛には、汗を吸収し発散させる働きがありますが、脱毛によってその役割が失われれば、汗の湿気が直接皮膚に伝わりやすくなり、それで汗が増えたと錯覚してしまうのです。しかし、汗はストレスや緊張などの精神的な影響を受けやすいので、汗の量が増えているのではないかという過剰な意識が、余計な発汗を促しかねません。
うっかりやりがち!?間違った脇汗対策
汗は全身から分泌されますが、中でも脇は、発汗を自覚しやすく汗染みが目立ちやすい部位。間違った自己流の対処を続けていると、かえって逆効果を招きかねないので要注意です。
間違った脇汗対策でよく見るのは、ハンカチやガーゼを脇にはさむといった応急処置です。気軽にできる対策と思われがちですが、ハンカチを落とすまいと意識が脇に集中し、かえって発汗を促す可能性があります。
制汗剤の過度の使用もNGです。皮膚に色素が沈着して、黒ずんだり炎症が起きたりするリスクがあるので、「使えば使うほどいい」という考えはやめましょう。
水分の摂取量を抑えるというのも、大きな間違い。脱水症状を引き起こすリスクが高まるだけでなく、ドロドロとしたにおいのきつい汗が出て一層不快な思いをしてしまうかも。