今日は検査結果が出る。私の乳がんのサブタイプがHER2タイプに変容してるか否か…。
結果・HER2は24%。
ハーセプチン治療にするほどではないとのこと。
あー、がっくり
もし使えるようだったら
「あと10年生きるぞー!」って気持ちでいたんですけど。残念!
同時に今日はCTも撮ったので、画像でも身体の状態を確認。
放射線チームの診断レポートがまだ届かなかったので、主治医が画像を診てくれた。
まずは肝臓。
👨「この影は癌細胞なんだけど、前より随分小さくなっているよ」
本当だ。私の目で見ても分かった。
👨「ただ表面に近いし、肋骨にも近いから、もしかすると痛みは出るかな」
🧒「肝臓は横になると小さな痛みを感じる時があるので、コイツなのでしょうね」
👨「肺も大丈夫だね!」と言って画像を閉じてしまう主治医。
いくら命に関わる臓器系が大丈夫だからって、私は骨転移も気になっている
🧒「先生、大腿骨はいかがでしょう?」
と聞くと、再び画像を開いた。
👨「こっちも修復が進んでいる。白くなってるところが修復されたところね」
ホントだ。一年前のカスカスに黒くなってた画像とは明らかに違う
🧒「あの、腰や臀部は相変わらず痛むんですが、そちらは?」と聞くと、やはり腰椎にはまだ黒くなっている癌の箇所がある。
👨「でもこれも以前はもっと真っ黒だったから。前より修復が進んでるよ」とのこと。
内臓だけじゃなく、トータルで見ても
身体の状態は3ヶ月前よりも良くなっている
うひょ〜
安心したのは私だけではない
主治医も安心したようだ
🧒「肝生検は、まだ…」
👨「しないでいいよ」
🧒「次の治療法は…」
👨「今週また学会に行ってくるから、そこで情報仕入れてくるよ。それから決めよう!」
🧒「おお〜、そうですか」
👨「それとね、これは今(乳がん医療界で?)ホットな話題なんだけど」と、
前置きして語ったのは、
どうやら、とある病気で昔から使われているあるお薬が、乳がんの免疫療法に使えるという話なのだ
実は価格も安く、それが使えれば我々乳がん
患者の懐には大変ありがたい話らしい。
(ただ製薬会社の儲けは少ないゆえ、これまで推奨されてこなかったとのこと)
👨「いや〜もうこの週末、僕の頭の中はこのことでいっぱいだったよ」と、喜々としている主治医
🧒「それは自費診療になりますか」
👨「なっても一粒●●円と安いからね」
🧒「患者のお財布にも優しいのはいいですね」
👨「うん。来週、次の治療法決めようね」
となんだか嬉しそうだ
もちろん、私だって嬉しい
だって、新しい打つ手があったんだから
もう抗がん剤もフォースラインの私は、打つ手が残り少ない(ホルモン治療も分子標的薬も散々やった)
そして身体の癌が進行していたら、新しい治療に賭けることも難しかったかもしれない。
だが画像上は問題なし
本人も元気
これは、新たな一手が試せそう
我が主治医の真骨頂、私の身をもって体験させていただきますよ
(ちなみに我が主治医は標準治療推しの医師で、怪しいと思われることは一切しません。念のため)
てことで、どんな治療になるか、また来週、乞うご期待ください