7月2日に申し込んだ身体障害者手帳の申請が認定され、昨日区役所に行ってまいりました。
整形外科の医師に診察してもらった際、「4級なら取れるんじゃない」と言われていました。
☟その時のブログ
https://ameblo.jp/fwnx5280/entry-12486278568.html
なので、4級程度かなと予想して行ったところ、
認定された等級は1級。
「おぉ〜、1級!」と、
一瞬ココロの中でガッツポーズ!
しましたが、ふと我に返って「やっぱ自分の状態って、自分が思うより悪いんじゃね?」という複雑な心境に。。。
身体障害者1級って、すんごい重度の人のイメージだよね。
私のココロは、何も変わってないのにな。
映画を観て笑ったり、戦争への憤りを感じたり、甘いスイーツに心をときめかせたり。
そんな時は、何にも変わってないと思う。
でも、電動車椅子で移動しているから、
その時点で重度の身体障害者なのよね。
憐れみの目線は欲しくないから、
お出かけの際はオシャレをする。
むしろ、ステキな人だぐらいに思ってもらおーじゃねーかと気張ってメイクもするけど、いよいよ(抗がん剤の副作用で)まつ毛も抜けてしまったからマスカラが使えない。つけまつげは苦手でって、話それた。
身体障害者ですよ、私。
乳がん患者に始まり、今や1級の身体障害者。
すげ〜立派な患者道、歩いとるやんけ。
☝︎もはや自虐ネタ
でも私、今、すごい明るいよ。去年の10月、骨転移で入院してた頃は絶望してたもん。
車椅子になった自分を受け入れられずにいた。
今も身体的にはほぼ変わってないけれど、それでもどうにか働いて生きていこうとしてる。そうだよ、そのために障害者手帳を取得したんだもん。
生きていくためにお金がかかるのに、
以前と同じようには働けない。
ココロは変わってなくても、
身体が変わってしまったんだもの。
もう一度、戻った社会はどんな社会だろう。
いま車椅子から見る街の風景は、以前とは明らかに違うんだ。
人の親切さも不親切さもよく分かる。
時々思う。
歩道を電動車椅子で移動している時、人の流れを乱してしまっているのではないかと。
社会の異端者になってはいないかと。
だから人の流れを乱さないよう、細心の注意を払って運転している。
エレベーターに乗る際は、1人だけスペースを広く取るので、「すみませーん」と声をかける。
明るい声で、にこやかに。
健常者たちの社会を乱してないか?
社会の異端者になってないか?
時々、気にする。
それでも人の親切心に触れると、だからこそ頑張らねばと思う。
人と同じ行動をするために補助具が必要なだけなんだ。
そして、そういう人を家に押し込めておく時代はもう終わった。
そう。東京はダイバーシティーを目指しているはずだ。
私はその多様性の中の一人として生きている。
社会に受け入れてもらうために、今までよりもたくさんの気遣いが必要だけれど、そこにこそ、やり甲斐があるのかもしれない。