SNSをチェックしてて見つけた話です。
英語では、これまで癌と闘うことを
「Battle against cancer」
→がんとの闘い
と表現されてきたそうです。
ところが最近は
「Cancer journey」
→がんとの旅路
という表現に変わってきているそうです。
「がんとの闘い」という言葉によって、
患者に勝敗的なストレスや終末期の患者に与える敗北感への配慮のためだそうです。
「がんとの旅路」、いかがですか?
確かに人生はよく旅に例えられ、
私のように癌の再発・転移した患者は「がんとの共存」なんてよく言われます。
両方の意味を併せて、がんと生きていくことを「がんとの旅路」と表現する。。。
うむうむ。
癌と共に歩む生活は長くなるケースが多い。体調のいい日もあれば入院してしまう日もある。長い旅になる人もいれば短い旅で済む人もいる。
だから「がんとの闘い」→「がんとの旅」。
ここまで言えば納得か。
「がんとの旅路」
「がんとの旅」
「がんと旅する」
どれが「がんとの闘い」に代わる言葉になるかしら。。。
……どうも私自身はピンと来ない。確かに、癌患者の人生の旅はがんと共に続く。ただ、
旅=人生でも、旅=日々、の感覚はない。
「数年前にがんを発見して以来、がんとの旅路は……」とか過去を振り返るのはしっくり来るけど。
そんなら「がんとの共存」でええやん!って話になりそうね😅
「Battle against cancer」って英語で見ると「勝負」って感じ。だから自身がダメージ受けてる時には「勝ち負けって気分じゃないんですけど😰」ってなりそう。
一方、日本語の「がんとの闘い」は慣用句になっているからか、そんなに「勝敗を分ける」ってイメージはない。
むしろ「挑戦」に近い「闘い」だ。
直訳の「キャンサー・ジャーニー」だと、「癌」が旅してるみたいで🤣全くピンと来ないし。
となると日本はこの先も「Cancer journey」→がんとの旅路って言葉、取り入れないかもなぁ🧐
ねぇ?