親知らずを抜いた翌日、大学病院の主治医のもとへ。

「先生、大腿骨と恥骨に転移があるとのことなんですが、、、」
先生「CT画像からは左の骨盤と、肝臓に新たな転移があるけど」(と、わりとさらっとおっしゃる)

そう、これまで肝臓に大きな転移があったので、それを抗がん剤で叩いてきた🔨。
肝臓への転移は確かに大問題だが、右股関節に強い痛みのあった私は、今はそこを考えねばならない。
「今痛いのは右股関節です。近所の整形外科で撮ったMRI画像はご覧になっていただけましたか?」というと、
パソコンに取り込んだ画像を探しはじめ、見つけると細かく見始めた。
「骨が(中が溶けて)スカスカになってるね。右太腿上部の骨は溶けて細くなっちゃってる」
と恐ろしい見解😱

「整形外科でも診てもらう必要があるけど、まず放射線治療だね。入院しよう。その方がいいでしょ?」と主治医。
放射線治療は毎日、数日間にわたって照射する治療。家から大学病院まで1時間かかる私は入院して治療することに即頷いた。

入院日は翌日。
どれくらいの期間になるかはわからなかったが、3週間くらいを見込んで荷造り。
部屋を見渡し、またこの部屋で気持ちよく生活できることを願いながら🍀、一人暮らしのマンションをあとにした。