52Las Vegas~Los Angeles





再び早朝の飛行機でロサンゼルスへ。此処でも乗り継ぎに8時間程あるのでレンタカーでドジャースタジアムへ。





試合はない日だが大谷フィーバーでスーベニアショップは日本人だらけ。それでも外国人も大谷グッズを買い漁っていた。その後トレーダージョーズに立ち寄り土産物ゲット。グリフィス天文台、ハリウッドの街並み、ビバリーヒルズ等を観光し、旅の最後はルート66の最終地点であるサンタモニカで締めくくることとした。












ヨットハーバーのモニュメントで記念撮影。そして最後の晩餐をハーバーのレストランで楽しんだ。帰りに本当のルート

66の終点の看板前を車で流して終了。無事レンタカーを返却して帰途に着いたのでした。





【エピローグ】

一年前にふっと湧きだした、まさかの夢のルート66キャンピングカーの旅。恐らく家族一家で行く最後の旅。たまたまという流れだが、実は妻と娘が最後に私の夢を叶えてくれたのではないか。感謝。今までは気の向くまま無計画、行き当たりばったりの旅。今回は妻と娘が綿密に計画した旅ゆえハプニングは無かったが本当に綿密に練られた完璧な旅であった。こんな旅もいいものだな。

いにしえのヒストリックハイウェイをひたすら走りながら私は今までの我家の旅の記憶を辿っていたのかもしれない。娘が物心ついた頃から旅と共に歴史を積み重ねて来た我家。この旅の締めくくり、終着点が

ルート66の終点Santa Monicaであったのだ。

終。



51Dark Sky RV Park~Las Vegas


RV生活最後の朝。



昨夕のファイナルパーティーの様子。


長期滞在のキャンパー






あっという間の5日間であった。本日はラスベガスを目指して帰るのみ。4回目の給油を済ませて3時間半程の道程。キャンピングカーで使用した分のLPガスの充填をし忘れたので途中のガススタンドで充填しようとしたができるところが見つからず。キャンプインターステートハイウェイ19号線を直走る。此処は少々飽き気味の単調なハイウェイであったが、大型キャンピングカーのドライブを満喫したのであった。大型ハーレー集団が少々邪魔であったが、それも良い思い出となった。

しばらくしばらく走るとにわかに交通量が増え始め片側4車線の見覚えのある街並みが!ラスベガスである。あー遂に終わってしまうのか。ほぼ予定通りの時間にエルモンテRVのオフィスに到着。カウンターでLPガスが充填できる所を聞いたのだが此処でガス代払えばOKとの事。スタンドで燃料だけは満タンにしてこいとの事ゆえ、再び近くのスタンドに移動して最後の給油。実は此処のスタンドが今までに寄ったスタンドの中で最も狭い所であり、給油後ステーションから出る所がかなり際どかった。スタンドのオフィスの屋根と給油機のガードフェンスがギリであり、私で無いとぶつけるのでは?という技アリな感じであった。


因みに此処で近くの男性からキャンパーのカーゴゲートが開いているよ!と教えてくれた。此処は出発時に閉めたはずだったのだが?

という事は数百マイル開けたままで走っていた可能性がある。中の物は殆どなかったので落とし物は無いがゲートを何処かにぶつけなくて良かったと!

そんなちょっとしたハプニングがあったが無事何事も無く返却完了❗️

楽しかった。



再びUBERで本日のホテルであるParis Hotelに移動。ラスベガスの街でランチを取り市内観光。今まで観てきた大自然とは一転、完全に作られたエンターテイメントシティである。









時間を見計らってチェックイン。とてつもなく広くて豪華な部屋に驚いた。この部屋も娘がブラックフライデーを見計らって日本から予約したとの事だが、日本の相場の

1/10ぐらい⁇ラスベガスは街でお金を落として貰うのでホテルはとても安くて豪華らしい。それにしても格安であった。ギャンブルで稼ぐ街ですからね。









夜はシルクドソレイユのオーを観劇。幻想的で素晴らしいショーであったが、毎日早朝から晩まで遊びまくったので、横のカミさんは途中ウトウト⁈薄暗い中なのでそうなりますよね。私も記憶が飛ぶ瞬間があったような

娘夫婦は観劇後はダウンタウン迄足を延ばして観光してきたらしい。若さ故のエネルギーですね。我々夫婦はHotelに戻り不夜城の夜景とネオンを見ながらホテルロビー街で買ったつまみとビールで夜食。此処でついでに何気なく買った300mlくらいのミネラルウォーターにビックリ!なんと7.95ドル!?日本円にすると1,000円越えではないか!あらためて円安の洗練を受けたのだった。





翌日に続く。

430Monument Valley~Antelope Canyon ~Dark Sky RV Park 



翌朝も早起きしモニュメントバレーからの朝陽を拝みに夜明け前から皆で散歩。挽きたてコーヒーのマグカップを片手に朝陽を拝んだ。なんて幸せなひと時であろうか。



本当はバックカントリーツアーに参加するのが良いようだが時間の都合で見送り。代わりに少しだけハイキングコースを散策。



触りではあるがバックカントリーを肌で感じる事が出来た。

朝食を頂き、スーベニアショップに立ち寄った後はフォレストガンプポイントでお決まりの写真撮影。





此処から昨日寄ったウォルマート迄はY君が運転。私はしばらくモニュメントバレーを車窓からゆっくり楽しませてもらった。ウォルマートで最後の夜の宴会食材を買い足しし

3回目の給油。

ホースシューベントを目指した。昨日走った

160号線をしばらく戻り89号線を北上。2時間くらい走っただろうか?大陸内を走っているはずなのに大きな造船所の様な物が見えて来た。レイクパウエルの麓である。巨大なダム湖のようであり、国道の橋からダムを目前に拝むことが出来る印象的な道である。

更にしばらく走りホースシューベントに到着。此処は駐車場から歩いて15分ほどで絶景が見えるスポットである。アメリカでは自己責任が根付いているからか安全柵は一部しか無く、崖から転げ落ちる恐れのある場所が普通に在るのが印象的であった。



更に駒を進めて今回のメインイベントのアンテロープを目指した。我々はローワーキャニオンのKen's tourに参加予定である。人気ツアーなので予め日本から予約済みで14時のツアーに間に合うように昼過ぎ到着。駐車場でキャニオンからの景色でランチタイム。此処でまたまた日本から持って来たサトウのご飯とレトルトカレー。RVの旅はいつでもマイホームがあるので実に快適で落ち着くのである。やはり日本食は美味いのだ。





腹ごしらえをしていよいよツアー参加。此処ではレギュレーションが厳しく自撮り棒やビデオカメラ、リュックや腰バック等は全て禁止。自然破壊防止なのかと思っていたが、後日知ったのだがコレはあくまでも安全対策が目的らしい。確かに入り口からはわからないが大変深く狭いキャニオンであり、不安全行動は御法度。ガイドさんについて行くのだがとても興味深い説明をしているようだが流石に殆ど聞き取れず。やはりもう少し勉強が必要ですね。帰国後に身内のDavidから聞いたのだが此処は中々のデンジャラスゾーンとの事。数年前に上流で発生した雨の影響でフランス人の旅行団体が鉄砲水に流されて大勢死者が出たらしい。それ以降ガイド無しでは進入禁止となったようである。

しかしながら此処は本当に一度は行っておきたい場所であり素晴らしい幻想的な空間であった。どうしたらこの様な造形になるのか本当に不思議な世界であった。















アンテロープの世界を充分満喫し、今回最後のRVパークであるThe Dark Skyを目指した。最後の晩餐でもあり、妻と娘が絶対に泊まりたいと希望していた人気のキャンプ場である。此処は周りに灯りが無いアウトドア感たっぷりのフルフックアップ高規格キャンプ場で星がとても綺麗な所である。個人経営の何処か手作り感もあるが素敵な作り。夕暮れをバックに外のベンチとテーブルでステーキやピザ等で最後のパーティー。楽しいひと時であった。私は此処で初めてキャンプ場のシャワールームを使用してみた。素晴らしい👍清潔で整っており、インテリアも素敵なシャワールームであった。

此処では大型豪華モーターホームで明らかに長期滞在しているであろうキャンパーさんが殆どのサイトを陣取っていた。

こんな所でゆっくりと余生を楽しめるとは何とも羨ましい限り。我々も今度はゆっくりと過ごしたいものである。

此処で初めてモーターホーム内のTVを使ってみた。このRVはフルオートの衛星アンテナが装備されており、TVは何処でも観られたのだがチューナーの操作方法が分からず個々まで使っていなかった。というか毎日フルタイム遊びまくったのでテレビなど見る暇が無かったというのが本当のところであった。

翌日に続く。