数年前に、経済の本でベストセラーになった本。フランスの経済学者トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」。
すごい有名な本で、来日して講演まで行われたほど、日本でも反響を呼んだんですが、
この中での結論の一つ
資本収益率 > 国民所得の成長率
資本収益率は4〜5%
国民所得の成長率は、1〜2%程度。
過去200年。20カ国の財務データを調べた結果から導き出されたこの結果は、
ながーい目で見た場合、格差がどんどん広がっていくことを示しています。
すごい大雑把にいうと、資産1億持っている人は、毎年500万円資産が増えるが、
時給1000円で働いている人の給料は、次の年時給が1010円に、月収30万円の人は、30万3000円になるということになります。
365日24時間働いて、10円アップすると、一年間で、87600円所得が増える計算です。
一年間フルに働くのは無理ですが、もし働いたとしても10万円も増えないという、計算になります
そんなことはない、という方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、戦後の日本は、高度経済成長で、働いていれば、収入が増えていきました。
それは、なぜかというと、戦争があったからです。世界中が戦争で、いうなれば、リセットされた形となりました。
それから、復興し、経済が成長し、資産を蓄えることができた。
持つべきものを持っている人は、ますます豊かになり、
ただ働いでいるだけの人は、ますます生きにくくなっていく、世界になっていくだろう。
私の周りの人の多くは、大変になって行くことはわかっているが、
結局は、いままでどうにかなってきたから、これからもどうにかなるだろうと思っている人がほどんどだ。
インターネットが、広がって、情報だけでなく、お金や、価値もインターネットで送れるようになってきている。ビットコインや、リップルなど、仮想通貨がそれだ。
いまも、G20など議論がされているが、様々な問題がクリアされれば、世界の地域差はもっとなくなっていく。これからは、日本人という利点はどんどんなくなっていく。
仕事は、海外の人件費の安い、優秀な人に取られる。
インターネットによって、情報の格差がなくなっていくからだ。
それは、安いスマホと、通信技術の発展、衛星通信によるインターネット、そして、インターネット上の通貨によって、銀行口座を持つ必要がなくなり、いままで、経済活動に参加できなかった、途上国の人々が経済活動をするからだ。
そうすると、仕事は、そういった海外の人に取られていくことになる。
仕事だけではない、資源も取り合いになっていく、食べ物、水、石油。日本は、いろいろなものを輸入している。途上国が、発展すれば、必要な資源が多く必要になり、取り合いになっていく。
日本は、すでに人口が減少し始めている。いろいろな問題がある。こういったことを、もっと普通の人が、自分事としてとらえる必要がある。