アルコール漬けに往くのだ -62ページ目

アルコール漬けに往くのだ

やって来る日に奮え過ぎ去る日を越えたなら刻むのだ

いまや現実を越える夢を見ればいい

現実と戦い夢を見たい
3・11震災以前に風呂に二日間前から入っていなかったオレはライフライン全停止していた(けどプロパンガスだから水あれば焚いて風呂入れる!)三日目に川から水を汲みとって風呂桶に水を溜めた
近所に流れる「梅田川」から歩いて5分ない道のりを四往復

灯油缶に満タン汲み取って夜中に歩いて運んでみたのだ

携帯の明かりで貯まった風呂を照らすと天然バスクリン色…
生活排水が流れ着く梅田川の水は泡立っていた…
一気に風呂蓋を抜き捨てた!

担当番頭曰く「悪いヒトが入る独房は手を抜け」と言った

意味が少しも解らなかった

オレたちの相手は囚人でなくゼネコンなのだから
悪い人間には手を抜いても良いなら
手を抜かれる仕打ちが我が身にも降り懸かるだろう

元請けが言うセリフ

職人の下請けのおれたちに言えた義理などないのだ

番頭の名を呼び「何処に入るか解らないのだから全室キレイに仕上げます」と言い

笑った