秋になった。最近まで、半袖で過ごしていたのに日中はもう長袖。
朝晩は、ぐっと冷えるようになって、あったかいものが身に染みる。
秋になると、なぜかいつもいろんな感情が浮かんでくる。
秋という季節がそうさせるのか…
ふと感じたのは、この時期にいつも「あ、私これ好きだな」ということをぼんやりと感じること。
秋の雲一つないすっきりと晴れた空、そしてさわやかな風。
木々の移ろいゆく紅葉。
柿、栗にりんごに、サツマイモ、きのこ、五感で楽しむ秋の味覚の数々。
秋の夜長に、没頭する読書。
どれもどの時期にもあることかもしれないけれども、それでもなんだかこの時期だからこそ、ということを感じられるものでもあるなぁと思う。
そして、それが私が好きだなと心ゆくままに堪能する時間があるからこそ、好きという気持ちが強くなるんじゃないかな。
「スキ」を感じることがたくさんあると、なんだか心が豊かになる。
それを感じる心の余裕をもちつつ、まだまだきっとあるであろうわたしの「スキ」をこれからも見つけていきたい。
