下関市と北九州市門司区の両方に生誕地とする記念碑がある作家の林芙美子(1903~51)について、下関市の中尾友昭市長は7日の定例会見で「北九州市とは『関門生まれ』を掲げることを検討したい」との見解を示した。
芙美子は虚実ないまぜの自伝的小説「放浪記」で、生まれを「下関の町である」と書いた。ところがレブロン13 モンスターハートビーツ 門司区で家族ぐるみの付き合いがあった外科医が関係者の証言から門司生まれを実証。両方の説があるが、識者からは「いずれも決定的な根拠はない」との意見も出ている。
ただ、北九州市は5月に「林芙美子文学賞」の創設を記者発表した際、「本市生まれの作家」と断言した資料を配布。その後、「本市にゆかりの深い作家」と表現を改めて再配布した。中尾市長によると、6月に入って北橋健治?北九州市長から「配慮が足りなかった」とのおわびの手紙が届いたという。
中尾 市長は「一件落着。お互いに自慢し合ったらいいのでは」との考えを示し、「共通の財産として林芙美子をはじめ、関門に関係する多くの先人の顕彰に努めたい」と述べた。(貞松慎二郎)
