ギリシャ再選挙が6/17に行われる。緊縮財政推進派、緊縮財政反対派ともにユーロ圏には留まる点は
同じだが、緊縮財政の規模に大きな違いがある。増税、賃金削減となれば誰もが反発するのは当然。
緊縮財政反対派は経済拡大を唱えても代表的な産業がないギリシャにとって景気回復による税収の
増加に期待するのは難しい。緊縮財政と景気回復策の両面を同時に進行させる必要があるが、どちら
難しい。
月曜日はオセアニア時間からユーロ売りが始まるだろう。株価も大幅な下落となる。
各国中央銀行が協調する姿勢を表明しているが、ユーロ売り圧力をとめることができるか疑問である。