FUZZY CHAOS 511 -662ページ目

正直な言葉で、吐き出すと

ブログテーマで、没入を追加しました。
没入するときは、没入させて頂きます。



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焦り過ぎていた自分の思考を恨む。


先に進みたいという感覚は、あやふやな時間と線上に翻弄されて
精神的に荒んでしまった頭の中の構造が、訪れた安息に走り寄ってしまったのか


変える事を望んでいた、狂った歯車に似て加速していた。
ブレーキの壊れた心臓みたいに、加速していた。


本当に望むのは、ただ流れる時間に身を任せて
日陰に存在する光を浴びて居たいだけ、純粋に居たいだけ


ただ、居たいだけ。


今一度立ち止まって振り返ると、流れた時間は1/12
濃厚な日々のせいか、恐ろしく長く感じていた
頭の中をクリーントーンに変えて、歪んだファズサウンドの電源を落とす。

目の前に広がる瓦礫を整理して、頭の中の混沌と向き合う。


なんだ、つなぎ方を間違ってるだけじゃないか。


そう言うと、足元に残ったのは音階を調節する調節器と
アンプリファーとエレクトリック・ギターを繋ぐ関係線。


流れるサウンドは歪を消して、クリーントーンで緩やかに奏でる。


一音一音流れる空気は、いつの間にか少し、時間を遡る。



感覚を、取り戻す。



空気感を、取り戻す。


イカレタ日常の感覚は、自身を蝕んだ。
やがて訪れる終わりを連想しては首を絞めた。
自身を殺して、何とか坂を転がそうと球体を押した、強く、押した。


そんな空気感を望んでいたのか、そんな空間を望んでいたのか
自問自答を繰り返す時間の中で、言葉を失ってしまう。



ソリッド・ギターのサウンドを破壊するファズの使い方を間違え
アンプリファーの設定を狂わせ、足元に並ぶ歪を破壊に変えていた。



今、目の前にある疑問は、緩やかに溶けて消えた。
感情は明確に見え初めて、熱を帯びすぎた真空管が優しく震えて

温かな音像となって、逆立った神経を撫ぜる。


何を疑う、形の無い音は優しく流れている。
何を焦っていた、不安感は雨に流れる。


ただ、求めるのは言葉の音像。
それだけで、不安定なメトロノームはリズムを生み出す。
ただ、求めるのは存在。
それだけで、歪に固まった神経と歪に壊れた脳の構造、シナプスの働きを癒す。


焦り過ぎていた自身の言葉を全て雨に流せたら
深い海に沈めて記憶から消してしまいたい。
曖昧な言葉を並べて、夢の中の恐怖を押し殺したかったのか


焦り過ぎていた、時間の流れを1/12に戻して。
変わっていた空気感のほつれを治そう。



緩やかな時間と空間、空気に言葉を乗せて
雨中に謝罪を、煙草に火を付けて、あの珈琲を飲めば良い。



求め過ぎてた自身の、焦りが生み出したシコリを取り除けば
あの緩やかな時間と空気が戻ってくると、祈るばかり。

伝えるのは感情とささやかな要求。
求めるのは、存在と1/12への許し、言葉の音像。



言葉のリフレイン、緩やかに、戻す。

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