イギリス映画といえば007かハリー・ポッターだろうが
最近、個人的にハマっている映画ジャンルがある。
「フーリガン映画」。
フーリガンという言葉を聞いたことがあるかもしれない。
サッカーの熱狂的サポーター、という言葉ではまだ生ぬるく
どちらかといえばギャングに近い。
といっても職業的犯罪者というわけではなく
普段はそれなりの職業についている。
そんな彼らがひとたび試合になると徒党を組み、パブで飲んだくれ、
相手チームのフーリガンと喧嘩を始めるのだ。
ひいきのチームが勝てば調子に乗って喧嘩するし、
負ければ腹いせに喧嘩するのである。
その喧嘩にも「銃は使わない」「殺すまではやらない」という
不文律のルールがあるようで、そのあたりが殺伐とした
アメリカの「フッド映画」とは一線を画すところだ。
どうしてこんな映画を観始めたかというと
このところoiパンクばかり聞いてるものだから
oi=スキンヘッズ=フーリガンってな単純な論法で観始めたのだ。
実際は上記の三点は必ずしもセットではなく
フーリガン映画にスキンヘッズはほとんど出ない。
ブーツにサスペンダーというガチガチの恰好をしていると
試合場には入れないのである。
それじゃあどんな格好をしているかというと
「ボアつきのGジャン」「MA-1」「ウインドブレーカー」に
「白系のスニーカー」という服装が多い。
要するにそのへんの兄ちゃんと変わらないのである。
実際どんな映画があるのかは、その2で。
