同居人の彼に嘘をついて、気になる彼に会ってきた
過去も全て話した
黙って聞いてくれた
別にそんなのいらん話なのに
お互いあんまり人間に興味がないからなのかな、恋愛対象に見てるのか見てないのかよくわからないから、つい話せてしまった
小さい頃から母に虐待を受けていたこと
父の違う姉2人からも疎んじられていたこと
だから小さい頃から信用のおける人が誰もいないまま育ってそのまま大人になってしまったこと。
人を信じること、人を愛し愛されることの経験がないから私にはそれがわからないこと。
うわべだけの付き合いしかできなくて、困ったとき、つらいとき、どうしていいかわからないこと。
そんなときにフラッと帰ってリフレッシュできるはずの実家が私にはないこと。
一番困った時に助けてくれるはずの親にはほとんど助けてもらったことがないこと。
大人になって、こうやっていろんなことで困って、苦しむことを悟って19才で自殺未遂をしたけど結局死にきれなくて後遺症だけが残ったこと。
いろんなことを話した。
見た目だけなら好いてくれる男はいる、でも私の中身のダークな片鱗が見えたら去っていく。
男なんてそんなもん。
そう話した。
彼は、同居人と違って、黙って、寝ることなくちゃんと話を聞いてくれた。
嫌われるだろうと、今日が最後になるだろうと、そう思った。
でも、彼は違った。
「それを聞いちゃったところで別に印象は変わらないよ。さ、ご飯行こっ」
ご飯を食べて、時間が経ち、終電も近付く。
彼は、自分の最寄り駅の乗り換えの都合のいい駅の近くに車を停めてきているらしい。
「車、乗ってく?」
動揺したけど、一緒に電車で移動して、車に乗った。
彼の隣。
冗談で茶化してたけど。
ちょっと緊張。
「送ってもらう代わりにお礼しますよ〜」とか冗談で言ったりして。
「じゃあ、何でもいいの?」
「ええ、何でもいいですとも〜」
茶化しまくる自分。
「ほっぺにキスかな〜」
「それだけでいいんですかぁ?」
さらに煽る自分。
「へぇ、そんなこと言うんだ。じゃあ…」
と言って、停まったホテルの駐車場。
さすがにこれは予想外だった。
「ちょ、これは、何ですか…」
「だって、何でもいいって言ったでしょ?」
「…………」
正直、付き合ってもいないのに、この人の気持ちがわからない。
こんな時に妙にピュアな自分がいじらしい。
しかしながら、ホテルは満室。
何件か、結局満室。
内心動揺しつつ「はい、残念でした!」と最後まで茶化す。
結局、お礼はチューにしといた。
でも、結局、男はヤリたいだけなのかな、この人もそのカテゴリーなのかな。
とか、ぐるぐる頭を回って。
最初感じていた彼と、昨日の彼が違う人に思えて、そこらの普通のワンチャン狙ってるただの男なのかなとか、結局疑心暗鬼になって。
元は私が茶化したのが発端ではあるが。
でも、完遂してたらもう連絡取ってなかったかもしれないなぁ。
よくわからない。
よくわからなくて、自己嫌悪。
彼にとっての私は、何なのだろう。
信じることを、愛し愛されることを、少しでも経験していたら、少しはわかったのかな。
同居人、3時頃帰宅したのに映画見て待ってた。
いいところもあるんだけど。
でもやっぱり困ったとき、つらいときに人が泣いて話してるのにその度に寝られるのはつらい。そして解決しない。
出かけるたびに5W1Hを聞かれて過干渉なのもつらい。
1人でいたいときも常に一緒にいようとするのもキツい。
私の非は責めるのに自分の非は屁理屈でかわして逃げるところはいただけない。
話が噛み合わないと強制終了で「病院で聞いてもらえば。」って丸投げされるのはつらい。
何でも「病院で」って、何かいかにも病人扱い(特に私はココロなので)で頭おかしい人みたいな扱いをされてるみたいでとてもつらくなる。
普通に、仕事どうしたらいいかな、とか、普通の人が普通に生きていくための手段を相談してるだけなのに。
私には許されないのだろうか。
社会保険が付いてるところがいいから、週4か5くらいがいいと思うんだけど、
ここでこんな募集があるんだけど、どう思う?
だいたいこれくらいの収入が必要かなぁと思うんだよね、
って聞いてみても
週3で1日4 時間くらいのところでいいんじゃない?
食費削って保険料自分で払ったらいいんじゃない?
え、そんなに収入いるの?小遣いとか月1万とかでやってけないの?
とか、何か話が全然噛み合わない。
月1万って美容室言ったら終わりだよ。
出かける時の交通費とか外食とか、賄えないよ。
好きな服とかあっても、買えないよ。
化粧品なくなっても、買えないよ。
病院代で半分なくなるよ。
私の身の丈に合った生活って、そーいうことなの?
そう言いたいの?
環境さえちゃんとすればちゃんと働けるよって言われてるから、どうしたらちゃんと働けるかなって、普通の人みたいに生活できるかなって、誰も知り合いのいないこの土地で、アナタしか頼れる人がいないから相談してるのに。
噛み合わない。
途中で寝る。
屁理屈の嵐。
だから例の彼に話をするようになったんだよ。
普通の人みたいに働いて普通の人みたいに生活したいだけなのに。
自分はちゃんと働いて何不自由なく働いて、フットサルとか行って、飲み会とか行って、普通の暮らしをして、
そんな生活を私もしてみたいだけなのに。
どうしていろんな闇が私に降りかかるのだろう。
信じようとして信じられるわけじゃない。
好きになろうとして好きになれるわけじゃない。
人として、もう終わりなの?