69章 <若くなる方法教えます~>

 

  冒頭から写真の行列ですが~

 これ、私の89歳から91歳の写真です。

 

 昨今、写真は実物とは掛け違っているのが普通になってしまいましたが。

 この写真は修整は一切されていません。

 

 でも、90歳なんて写真見て認めてくれません。

 写真だけではありません。実物だって認めてくれないのが、私の自慢なのです。

 

 「本当に90なの?」初めて会った方には、必ず問い返されます。

 「はい、昭和5年生まれです」

 返事するのが常をす。

 

  でもね~90歳越えて、なお女装するなんて、常識では考えられないことは自分でも思います。 

だから私のメイクをする先生は「とくみさんは日本一よ」

 

 言ってもらって、その気になって、「とくみチャンネル」で皆さんにお目にかかっているわけです。

 いいえ、日本一て、美人ということではないのですよ。

 

 91歳で女装するなんて、日本では私位ということでの、日本一なのです。

 たしかに、91歳、普通はイメージ的には、しわのある、腰の曲がったお爺さん?ですよね。

 

 でも、私はそれを拒否しました。老いを蹴飛ばしたのです。

 その基礎になったのは、60歳で隠居するつもりで<昔の人間は60歳が老いの入口なのです>田舎に引っ込んだ時暇に明かして山を駆け巡りました。

 

 これが良かったみたいです。脚が鍛えられたのです。40台位の記者さんが、若いのに、私の足の速さについてこられませんでしたからね。

 

 今でも、私が背筋がまっすぐなのは、椅子にもたれず、後ろを空けて、背筋を伸ばす習慣が生きていると思うのです。

 そう、高齢者に見えないためには、姿勢を正しくです。

 前かがみの姿勢は、年寄りのイメージになりますからね。

 

 IT時代、仕事、イコールパソコンで前かがみでの仕事が増えました。

 前かがみを止めてのパソコンに向かう習慣を身につけないと、高齢者イコール腰の曲がったお爺さんが待ち構えているのです。

 

 高齢でも若く見せるためには、背筋がまっすぐがまず前提になると思います。<当たり前だね>

 <自分のことを売り込んでいるみたいで、ごめんなさい>

 ポイントは60歳~仕事についていても疲れが出てくる年齢です。

 

 ここで踏ん張って脚を鍛えておくと、高齢者に入っても年寄のイメージ遅らせることができると、自分なりに私は思っています。

 

 そして次です。

 顔です。

 顔が皺だらけでは、お年寄りですね。

 

 私は、顔の手入れを気にするようになったのは、77歳、私の先生の勧めで写真集作ることになって顔の手入れを意識するようになってからだと思います。

 

 とにかく朝起きての洗顔、夜寝る前の洗顔これを習慣にしました。泡洗顔で顔の汚れを落とし、クリーム塗るのです。3年ほど前からは先生の勧めで泥のようなクリーム塗るようになりました。

 

 これの効能を認識したのは、朝、洗顔すると顔がつるつるなのです。

 それがメイクの時です。

 

 「とくみさん、目じりの皺が消えている~」

 先生<女将さん>に言われました。

 

 隠せぬ年齢を表す目じりの皺~

 老いを蹴飛ばす~私にとって、これはまさに朗報でした。

 

 写真や動画撮影するとき、年寄りのイメージが出るのは皺なのですからね。

動画撮影で踊っているところを撮ったときです。一瞬顔の角度が変わったとたんにお爺さん?の表情になっているのに愕然としたものです。

 

 まあ、驚く方がおかしいのですけどね。

 だって、91歳ですから、当たり前なのです。

 

 でも本音をいうと、私は自分の91歳認めていないのです。

それがスタジオで会うスタップや女装さん方、皆な私の子供か、孫の年齢なのですから。

 

 一番、年齢のいってられるかたで、70台か、60台ですからね。

 その人たちと同じ年齢<とし>の気持ちで私は会話しているのですから、自分のとしなど忘れています。

 

 相手の人と同じ感覚で合わしていると、50台の気持ちになるのです。

 そこへ歌ったり、踊ったりでしょう~若さ謳歌しなければできません。

 

 そうです。容姿だけでなく、若い気持ちが若さを保つ秘訣と思います。

 そして私の場合~女装が若さを保つ大きな役割を果たしています。

 

 なにせ、信じられない80台後半で女装始めるなんて~常識外です。

 先生<女将さん>に出会うことなかったら~女装することなかったら、私の若さはとうに失われていたに違いありません。

 

 私を女装に駆り立てられた動機は、女将さんの日本一のメイクによって女性にされた自分を鏡で見た瞬間です。

自分はこんなに綺麗なの?

 この瞬間、私から年齢<とし>が吹き飛んだのです。

 

 勿論、女装に憑りつかれました。

 アマゾンで写真集が発売され、女将さんの手助けで写真を撮り出したのは80台後半からです。

 キイポイント~80台でも若くなったのです。

 

 普通、この歳になれば、老境に入りこんで寄る年波を受けいれる時期でしょう。

 ところが私は、ここから始めたのです。

 

 とにかく綺麗な女装を維持しなければいけませんからね。

 老いを防ぐために筋トレに週3回通い、顔の手入れも若い女性がするように毎日励みました。

 

 それが不思議なのです。

 老いにストップかかり出したのです。

 

 初めのころ、スタジオに通う電車のホームの階段が一番苦手でした。スタジオの2階に上がる急な階段もそうです。

 どちらも手すりにつかまらないと、昇り降りできなかったのです。

 それが90歳台に入るころにはトントンです。筋トレのおかげです。

 

 いまや、先生<女将さん>も筋トレに通っています。

 こんなこと書いていると、私がすごく元気そうな印象与えるかもしれません。

 

 いえいえ、私も年寄の常、あちらも悪い、こちらも悪い~

 病気だらけで医者通いしているのですよ。

 

 一時は、お医者7人かかっていました。

 それでも、お医者さんまで言うのです。

「あんた元気やね~」てね~まあ、<91歳にしては~>が後につくのでしょうけどね。

 

 なぜそう見えるのか、

 ここで冒頭の写真見て頂きます。

 

 写真の共通点に気が付きませんか?

 座っていても、立っていても私の背筋がまっすぐでしょう~

 

 そうです。背筋がまっすぐだと若く見えるのです。

 女将さんのメイクの技術で若く見せるのも大きいポイントですが、それだけではなく、姿勢が大きい役割果たしていることも見逃せません。

 

 背筋をまっすぐに歩くと、後ろから見ても若く見えます。

 そいえば私は80歳台では、電車のホームからホームに移動すのに何時も人並みの一番後からついて歩いていました。私よりはるかに小柄な女性がさっさと前歩くのに、追いつけないのです。

 歳には勝てぬ~その思いで慨嘆したものです。

 

 それが今や肩並べるまでに脚早に歩けるようになりました。老いだと諦めない~老いても鍛えれば若くなるのです、

 

 <そんなこと言っても、貴女と同じことできない~>声が出そうです。

 そらそうです。

 

 <若うなりたい~>想いの方々が一斉に女装することにでもなれば、大騒動です<( ´艸`)

 いえ、でも少し似たことですが~

 

 お手数です。

 もう一度私の写真見てください。

 

 ウイッグです。

 女将さんの工夫です。

 

 私の衣装に合わせて違ったウイッグ被せています。

 娘風~女将風~マダム風~奥様風^いろいろ髪型変えたウイッグにしています。

 

 ウイッグによってイメージが変わるので、衣装の在り方にあったウイッグにしているのが工夫です。

 これは皆さんできるのではないでしょうか?

 

 私達、年齢<とし>がいくほどに気になるのが、頭の髪です。

 薄くなって~ついには髪が無くなるところが出てきて、老いを実感します。

 

 私もそうです。

 若い時はふさふさした、でもこわい髪の私でした。それが今や、わずかに薄いふさふさだけの髪が残っているだけです。

 

 

 でもその私が、ウイッグのおかげで、綺麗な女?として写真に登場しているのです。それはウイッグのおかげです。

 スタジオのメイク室で隣合わせで、女装さんがメイクするのを見ますが、メイクが済んでウイッグを被ると途端に一気に変貌して、女性のイメージが現れるのを良く見ます。

 

 ウイッグの役割て凄いと思います。

 最近では私は家でも散歩に行くときは女装で行くことがあります。

 その時は特段メイクはしません。

 

 ウイッグに女性衣装着るだけで、女性に見えるみたいです。

 同じ棟のおばさんも<オンナ同士>として扱ってくれます。

 

 これも女装動画撮るときの訓練になるのです。

 いまではスタジオに行く道中もメイクなしの女装姿です。電車の中でも気づかれないみたいです。

 

 ウイッグで女を見せることできるのですから、男性でどうか?

 やってみました~

 びっくり~一気に若返りました。若者です。90歳どころではありません。

 

 

 髪の毛が変わればこんなにも変貌できるのか、髪の毛て頭守るだけではないのです。

 男用のウイッグもありますから、それで若返るのもいいかもです。

 

 誰でも若返る方法とすれば、こんな方法があるのかと思いつきました。

 なんだ~という話でごめんなさい~

 終わり