<写真・2021年12月スタジオ>

 

64章・ 91歳の確定申告

 本当にどうなるのでしょうね。

 猖獗を極めるて~このことなのでしょう。

 勿論、コロナ第6波です。

 

 妻とは11月に、それも10分間だけですよ。もう、私の顔忘れているのでは?気が気でないのです。

 

 でも私は早くから予言しているのです。<今の時期がピーク。3月になればほぼ収まる>てね

無責任な予言ですけど。そうでも思わないと。希望持たないと毎日家の壁相手、することは主婦業なのですからね。

 

 コロナ猖獗の時です。

 

 今、2月18日。高止まりかも知れないけど、ピークの予言当たっているでしょう。

 だから気晴らしは文章書くこと。女装撮影もお休みなのです。

  でも、今は確定申告に振り回されています。

 

 そうなのです。妻と私の医療費、介護費の確定申告での控除のための節税するためには、領収書の山の整理に頑張るしかありません。

 

 コロナと申告でスタジオもお休み。今日、久方にスタジオ入りしたら、先生<女将さん>に、

「カラオケはダメですよ」釘さされました。

 90歳を超えると喉の筋肉が衰えてくるのです。筋肉を鍛えるのにカラオケは必要なのに、女装して下手の横好きのカラオケもコロナのためにできないなんてね。

 

 おかげで、この<プログ>も気分的にも書く気にならないのです。2月は少し書いたけど、書き上げることできませんでした 。

 確定申告が原因です。メカだけでなく数字にめっぽう弱い私。

 医療控除の領収書の山を整理して、数字の表にするなんて~もう、艱難辛苦。

 

 とうとう確定申告の日程に入ってしまったけど、2月月末なんとか書類を作り上げて市役所

に行きました。ええ、税務署じゃないの?思われるかもしれないけど、じつは私、申告用紙に書き込むの苦手なのです。

 

 だから身分証明書、領収書、源泉徴収などもろもろを、カバンに詰め込んで市役所の確定申告の受付会場に行ってチェックしてもらうのです。

 

 パイプ椅子に申告に来て待っている人達が座っています。整理券貰って待っていると番号呼ばれてコロナ仕切りしたテーブルの前に~。

 

 「お手数です。91歳では、ここまでが精一杯なのです。チェックお願いできますか?」

 助けが欲しい時の<91歳>が私の常套文句です。

  応対した中年の女性。書類の束をちらちら見て、

 「悪いのだけど、ここではなく、税務署に行ってもらわないと~」

 

 予期した答え。

 「はい、それが税務署は順番待ちでいっぱいの人なのです。とてもじゃないか、手助けしてもらえると思えないのです。お願いします」

 二コリ~得意の笑み浮かべて~すると女性も笑顔見せて~

 

 「分かりました。じや、書類見せていただきますね」

 「すみませんね。忙しいのに~」

 

 愛想みたいな礼を言いながら嬉しくなるのです。

 私の居るこの市役所の職員は皆なさんホントに応対がいいのです。訪ねる窓口聞いたら、言葉で教えるよりそこまで案内してくれるぐらい。

 

 ええい、いっちやい~兵庫県西宮市役所です。

 でも、そんなこと言いながら私もその親切に便乗してるのかも?

 

 ぱらぱら私の書類の束めっくて目通すと、女性職員席を立って奥に姿消します。

 ほどなく部屋から出てくると若い女子職員が連れ立っています。

 

  二人で書類をチェック始めました。

  さすが、素早いです。

 「訂正の所を印(しるし)つけていますから」

 返された書類に目を通すと鉛筆で丸の印~添付されている用紙には市役所の管轄の、都市税や固定資産本年度の金額も打ち込まれています。

 

「ありがとうございます。これで税務署はスムースにいけます」

「大変ですけど、頑張ってくださいね」

 

 笑顔の返事に最敬礼で返しました。

 役所の人にこんな言葉掛けられるなんて~嬉しかったのです。

 歳がいくと、些細な言葉にも身にしみるものです。

 

 あくる日、税務署に行くと行列で2時間待ちです。

 ふと思います。

 <日本人て従順です。2時間待っても国に税金納めるために並んで待っているのだから~>

 まあ、そういう私もその一人なのですけどね。

 <いや違った~私は税金納めないために並んでいるのです>

 

 なかに入ると矢張りコロナの時です。手の消毒、体温検査してから、また待って、番号で呼ばれて書類のチェック受けて、廻りまわってパソコンのコーナに~

 

 若い女子職員に「パソコンに打ち込んで下さい」

 言われても、それができるなら家でパソコンの確定申告しています。

 「91歳でそれに手がこれでパソコンの操作は無理なのです」

 

 リュウマチで親指の曲がった手を見せると~

 「分かりました。じゃ書類見せて頂いてよろしいですか?住所とお名前確認してください」

 返事して確認すると、あっという間です。

 私の確定申告は5分ほどでパソコンに打ち込まれたのですからね。

 

 ああ、矢張91歳は争えません。私も働き盛りの時はこんな操作は簡単にしたはずです。いや私の時代はまだメカの時代でなかったか~。

 

 でも、帰り道なにか肩の荷が下りた気分。らんらんの足取りです。

 さっそくフレンドさんに連絡です。

 真っすぐ帰る気にはなりません。

 一カ月の憂さ晴らすのです。 <続く>

 

 (注・)この後、スタジオの先生から連絡です。

  YouTubeno  の<とくみチャンネル>シエアー?するひとが300越えたら生放送できると。

今、 200越えているそうです。メカオンチの私には意味不明ですが、でも今のとくみチャンネルの私の動画は3分の制限で物足りないのです。

 生放送なら世界に向けて、質問に答えて長時間話せるそうです。 シエア―お願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

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