土曜は京都最終で相手抜け。1着馬を本線に入れられなかったのが失敗でした。
ダービーは思考をフラットにする目的で、あえてあまり週の間に考えないようにしていました(・・・というのは嘘で、実態は単に時間がなかっただけですが、「むしろ外枠有利」という傾向だったオークスが、内枠有利の馬場で内枠馬が複数激走したように、馬場が読みにくいので決めつけずに柔軟に行きたいという思いもあったので)。ダービーも、土曜の競馬を見て、例年とは大胆に思考を変えてみました。先週のオークスはいろいろ裏目に出たものの、ダービーではこれがどう出るか(例年通りの内枠である程度のポジションを取れる馬合戦になったらあきらめます)。
<東京10R・日本ダービー>
軸 スワーヴリチャード(1着流し)
本線 アドミラブル、アルアイン
穴 カデナ
次点 サトノアーサー、ペルシアンナイト
おさえ 5、10、12、15
例年内有利の傾向があるものの、8枠ばかり来た土曜を見る限り、むしろ差し馬に馬場が向いていると考え、今年は柔軟に差し馬重視の予想で臨む(オークスは外枠優勢のデータだったものの蓋をあけてみると内有利の馬場で、ダービーはこの逆パターンで予想)。
軸のスワーヴリチャードは皐月賞でロスのある競馬で敗退。ダービーを目標に2歳のころから東京を使われてきた馬。内枠でも「外を勢いをつけて回して末を伸ばす技術」に長ける四位騎手であり、土曜の馬場傾向の変化がプラスに働くと考えて1着軸とした。
相手は本線から穴、次点1頭目まで全部ディープインパクト産駒。先週のフローレスマジックは脚がたまらずに敗退したが、このコースの3歳G1はやはりディープインパクト産駒は有利。アドミラブルは当初評価を落とそうと考えていたが、土曜の馬場を見て逆に評価を上げた。
アルアインは相手なりで差をつけて勝たないので目立たず今回も4番人気だが、強い相手でも臆せず食い下がれるのが強み。
穴は皐月賞では持ち味生かせずも、差しが決まる馬場になって浮上のカデナ。こちらは8番人気と想像以上に人気を落としているので評価を上げた。
<京都5R・500万下>
軸 ジュエアトゥー
本線 ゲキリン、ブラックランナー
穴 メイショウアリソン
次点 オールドベイリー
おさえ 2、3、5、8、16
1番人気のエッシャー、3番人気のオールドベイリーが1枠と、人気2頭が内枠。前者は先行馬で包まれる懸念あり、後者は過去競走中止を除けばいずれも8枠で、多頭数内枠で揉まれる競馬が未知の馬。よって、外枠や差せる組を中心に予想する。
軸のジュエアトゥーは外枠の先行馬。前走はゲートの出が悪く、かつ揉まれる競馬となってしまった。2走前には今回の距離より長い1400mで、2着馬と3着馬が15番手、16番手からの差しが決まる流れを逃げる苦しい競馬。サウスヴィグラス産駒で揉まれない外枠は歓迎で、あとはスタートを決めて外をスムーズに追走できれば。連ベースの人気も8~9番人気となく、ラタンドレスに続く2週連続の「森裕騎手&山内厩舎」での穴激走に期待。
相手はゲキリン、ブラックランナーと中~外枠の短縮臨戦の2頭を本線に。穴はそれなりにメンバーが揃っていた2走前評価のメイショウアリソン。
<東京7R・500万下>
軸 カンタオール(1着流し)
本線 キングドラゴン、ポルトボナール
穴 プライズコレクター
次点 キングリオ
おさえ 3、6、7、16
当初プライズコレクターを軸にしようと考えたものの、先行馬が少なく展開が微妙。となると先行馬で短縮のポルトボナールかとも思ったが、東京実績が気になって軸までの信頼はできず。
軸は内枠同距離で臨戦的にはあまり強調ができないが、あからさまに展開が向きそうなカンタオール。2~4走前の内容からもこのクラスでは上位。前走は強力メンバーに加えて位置が取れず、かつ先行馬不利の展開で人気を裏切ったが、先行馬少ない構成で展開が有利。シンボリクリスエス産駒はサンライズソアなど今開催このコースで好調で血統的背景もあり。人気サイドだが、軸馬としての信頼性よりこの馬を軸とした。
相手は軸同様シンボリクリスエス産駒のキングドラゴンと、短縮、外枠で先行馬と臨戦・枠・脚質は良いが東京コースへの本質的な適性がどうかのポルトボナールが本線。穴は前走軸馬に先着しており短縮も、脚質的に展開向くか微妙なプライズコレクター。