東京開催に入り、多少は調子が上がってきたものの、相変わらず軸馬が4着3回と「4着病」発症(特に府中牝馬Sが痛すぎる)で、土曜新潟7Rやデイリー杯では相手抜け。先週は、特に東京の芝を読み違えたので、修正して次週に臨み、もう一段階調子を上げて行きたいです。
それでは先週の馬券を以下に
・日曜京都9R(タガノラヴキセキ単勝850円、3連複70860円、複勝は省略)
今の京都芝はスピード優先で、内枠や先行馬が良い。2着のオーセロワは、単純に内枠先行馬だからおさえたらひっかかった。1着馬と3着馬は「前走不利な枠で力を出し切れなかった馬」という、ある意味ラッキーゲートのような考え方での高評価で、かつ注目血統でもあった。
・日曜京都11R(キョウワジャンヌ複勝360円、3連複17.2倍多少厚め。軸1頭など省略)
軸のキョウワジャンヌは鞍上の好騎乗。できれば3着がアカンサスかリヴァーレだったら、3連複の配当がグンと上がっていただけに惜しかった。
・土曜京都11R(クラレント単勝510円、複勝省略)
若駒戦の予想パターンである「厳しい経験重視」でクラレントを選択。キャリア1戦でも下手な2~3戦馬より十分な「経験」があった。ただし、3着ゲンテンは逆に経験という意味で全く評価しておらず、おそらく何度予想しても高評価できなかったため、抜けはあきらめがつく。
・土曜新潟7R(レイクメリット複勝290円)
新潟芝2000mは、内~外枠/特注血統が強く、ここも新潟記念を予想するような気持ちで予想。軸と対抗はその傾向にそのまま合致した馬が来たが、1着馬が抜け。ただし、その1着馬は不利な2番枠に加え、未勝利馬の格上挑戦で能力的にもどうかと思っていたため評価できず。
次週の馬場想定を。
・東京芝
父、母父ともにスタミナ色が比較的濃い血統の成績が良く、タフな馬場というのは開幕週と同じ。しかし、枠順と脚質については、「先行や内枠がやや有利なのでは?」と考えたのは見当違いだった。土曜では7R中5Rで逃げ馬が連対しており、前も十分残ると思っていたが、日曜は最近の東京芝ではそれほどない「外枠や差し馬有利」の馬場。日曜は1~4枠が[1 2 3 27]に対して、5~8枠が[5 4 3 27]と勝ち星で差がついた。今後の遷移としては、次週まではこの傾向が続くと考えられるが、その次の天皇賞秋の週ではBコース変わりに加え、G1では馬場を整備してくる傾向にあるため、急に内枠有利になる可能性も十分。まず、次週については、芝1400mは枠にこだわらない短縮重視、他の距離は多少外枠重視で予想を組み立てる。
・東京ダート
先週は今ひとつ短縮の爆発がなかったが、年間傾向から次週も短縮重視。先週はやや重~重と脚抜きが良い状態だったこともあり、通常よりも差しが届く馬場状況。週末も雨次第で前重視か否かを選択する。
・京都芝
重馬場にもかかわらず時計は速め。内枠もしくは先行馬の成績が良く、秋華賞はその典型例。次週も内枠や先行馬を重視する。
・京都ダート
2~4枠あたりの成績が良いが、雨の影響もあって現時点では読みきれない。また、半数以上のレースで1番人気が勝っているように、人気馬が堅かったのも傾向が読みにくい一つの理由。
・新潟芝
夏開催のダメージが残っているようで、想像以上に内が悪い。内回り、外回りともに、特に多頭数のレースでは中~外枠重視。ただ、中~外枠が比較的良いとはいえ、前走3角2~5番手の成績が優秀なように、ある程度先行力のある馬が狙えるというのは前開催の新潟芝と同じような傾向。
・新潟ダート
1200mは、逃げ馬が[5 0 0 1]と準パーフェクト(ただ、どれが行くかを特定するのが案外難しい)。短縮が[0 1 0 14]と決まりにくいのも年間傾向通り。次週も単純に前に行きそうな馬が狙いやすい。1800mも逃げ馬が[4 0 0 2]と4勝の前残り馬場で、先行馬狙いが無難。