先週の軸馬は、3着のナムラオーシャンを除いて
アサクサポイント  4着
エピデンドラム   6着
リビングストン   5着
メイショウクオリア 4着(ハナ差)
テーオーストーム  5着
デンコウジュピター 5着(ハナ+ハナ差)
という、呪われたような惜敗地獄。

特に、日曜京都最終のデンコウジュピターは3連単7万馬券が見えていただけに残念でした。
軸馬30連敗を喫した昨年同時期ほどではないものの、この季節は今年も苦戦しています。


ちなみに、函館記念ではマヤノトップガン産駒に対するずっと昔のデータ(以前、同産駒はローカル芝20の成績が悪かった時期があった)をひきずって、1・2着馬を評価できず。近年はホッコーパドゥシャやマヤノライジンをはじめ、そのような傾向は薄れていたため、Cross Bias Analyser発売時の種牡馬評価では、昨年データ版からすでにマヤノトップガン産駒のローカル芝20割引という記載はしていません。


しかし、このように調べて認識を更新したにもかかわらず「頭の中にこびりついていた昔の感覚」が、予想時に邪魔をしてしまいました。


なお、マヤノライジンは、Cross Bias Analyserでは馬単体評価でも↓のように記載しており、今回まさに条件に合っていたのに無印とは、傾向を調べた意味が全くありません。
「オープン昇級後は、札幌、函館のような洋芝、中山、阪神のような急坂で好成績を残していることもあり、このように力のいる馬場状況での狙いが基本となる。
馬群に怯まず混戦で良さが出るため、多頭数、内枠のようなタフな条件に強い。」


今回ワンツーのマヤノトップガン産駒2頭を高評価できなかったことは、「過去のものとなったデータや格言にいつまでも惑わされない」という意味で、今後に向けての大きな反省材料です。


時間が取れないという言い訳もありますが、注意不足は否めず・・・とはいえ今週末もまた土曜はリアルタイムで競馬が見られないのは確定ですが。


ぼやきばかりになってしまいましたが、馬券と馬場考察はいつも通りやります。


・函館7R(3連複1230円、複勝280円は省略)
ナムラオーシャンは位置取りが悪くなるも、直線巻き返し。ただし、点数を絞ったとはいえ配当がしょぼく、かつ3連単は最後の最後で頭差2着馬が交わされて1着2着逆になって不的中。

sperの3着流し


・新潟芝
外回りは全体的に堅い傾向。想定通り、中~外枠が好成績。臨戦の偏りはない。逃げ馬全滅だが、派手な追い込みもまだ決まっておらず、中団につけられる馬が良い。内回りは大きな偏りはないが、決め打つならば内~中枠の先行馬。


・新潟ダート
相変わらず逃げ先行が残る状況であり、差し追い込みがズバッと決まったのは土曜新潟10Rのみ。このレースにしても、3着は9番人気の逃げ馬トシキャンディ。先週の反省で、前走3角5番手以内の馬が好調と記載したが、今週も[7 4 5 26]の3着以内率38.1%、複勝回収率210%と好調(とはいえ、こちらはメイショウエンジンの一発が利いたというのもあるが)。臨戦的にはメイショウエンジン一発で短縮の数字が良いが、これを除くと複勝回収率41%なので、臨戦的には同距離臨戦の方が良い。


・小倉芝
前開催は、震災以降使われまくったにもかかわらず4月に入ってもずっと内枠先行馬有利の馬場。7月の京都芝がいきなり内が荒れていたが、ひとまずはオーソドックスに内枠重視。また、芝1200mは内枠で近走先行している短縮の馬に注意。


・小倉ダート
ひとまず様子見。


・函館芝
Bコース変わりも、ペース次第の馬場であることに変わりなし。ペースが落ち着けば、函館記念のように内枠決着に。そろそろ荒れてくることも考えられ、もし中間に雨があれば特に外の差し傾向へのシフトに警戒も。また、函館記念唯一の短縮のキングトップガンなど、短縮の穴馬にも注意。


・函館ダート
逃げ馬が12頭中9頭馬券に絡む、先行馬有利の馬場。ただし、トーホウガーデンやランドオウジなど、突然逃げた馬がいたりして、どの馬が逃げるのかを当てるのが難しい状況ではある。決め打つならば、前走3角5番手以内で、同距離臨戦の馬を狙うのが良さそう(特に1700m)。