先週は、日曜函館3Rの相手抜けが「全て」。
というのも、超がつく堅い結果続きで、他のレースは出番がありませんでした。


堅い結果を象徴する数字を以下にいくつか示します。
・WIN5で、まさかの配当約2万円。
・中山芝&ダートの1番人気が[10 6 4 2]で、3着以内率が驚異の9割超え。日曜は全Rで1番人気が3着以内パーフェクト。
・先週全馬平均の回収率が、単勝53%、複勝57%。(控除率を考慮すると10%は低い)
・9番人気以下の成績が[0 1 5 384]で連対率0.3%、3着以内率1.5%。


今開催は、3週終わった時点で中山芝で9番人気以下が150頭以上いてわずか1頭しか馬券に絡んでいないように、中山を筆頭にずっと堅い結果が続いています。


このようにチャンスが少ないだけに、日曜函館3Rで相手抜けで3連複万馬券を逃したのが痛恨で、そのような意味でこのレースの相手抜けが「全て」でした。このレースで抜けたクールテツマルについては、先週の反省で函館芝の重視優先度を「逃げ先行>内枠」に変えていただけに、前走先行にもかかわらず外枠という理由で切ったのは「防げるミス」でした。


他、軸馬の成績が、1着1回の他に、4着2回、5着2回、6着1回、7着2回、8着1回と惜敗に次ぐ惜敗。昨日は中山に行き、京都芝が外の差しが決まっているのを見て、京都8Rの芝12で短縮実績あるエトピリカを軸にするも5着、米子Sでドリームゼニスを軸にするも4着と、追加したレースも惜敗続きでした。


軸の4~5着については、運による要素もかなり大きいので仕方ないものの、函館3Rのように「防げるミス」を犯しているようではまだまだです。


次週に向けては、同じミスを繰り返さないように丹念に馬柱を見るのに加えて、1番人気馬の精査をいつも以上に注意して実施します。


馬券はしょぼいので省略し、馬場の反省と次週に向けての傾向を以下に。


・中山芝
1番人気が[4 3 3 1]と準パーフェクト、2番人気も3着以内率64%と堅い。枠の有利不利は少ないが、逃げ馬が[5 1 2 4]の複勝回収率242%、11R中10Rが逃げ先行馬が勝利と、基本的に先行馬が有利(前走で3角3番手以内に先行していた馬が好成績)。特に短縮が決まる馬場でもない。やや難しいが、年間傾向も考慮すると、枠はやはり内枠をやや重視し、それに加えて近走先行しているような馬を狙いたい。


・中山ダート
1番人気が[6 3 3 1]と準パーフェクト。2番人気は3着以内45.5%だが、3~5番人気は皆3着以内36.4%と基本的に堅い。1200mは短縮ゼロ連対で、同距離臨戦の先行馬が(特に人気馬が手堅く)好走。1800mも、近走先行しているような馬の期待値が高い。


・京都芝
1番人気が[5 2 1 2]とこちらも8割が馬券に絡む。
開幕週で内枠有利想定も、蓋を開けたら外枠有利(自身が日曜で追加で買った外枠馬は惜敗・・・)。逃げ馬も10Rで3着が1回あるのみ。明らかに1月の京都芝のような内枠有利な馬場状況とは異なる。また、開幕週のわりには短縮が決まっているのもポイント。
イメージとしては連続開催直後のような感じで、ある程度荒れた状態からスタートしたと考える。次週に向けては、外差し有利で予想をスタートしてみるが、最近の騎手は傾向に気づいたら皆外ばかりまわることもあり、外差しは一瞬で終わることも想定に入れつつ。


・京都ダート
短距離は1番人気が3着以内率80%、2番人気が60%と堅い。枠、脚質、臨戦の偏りはいずれも小さい。1800mも傾向が見えにくい。


・函館芝
1番人気が[7 2 2 2]と3着以内率85%。逃げ先行有利は相変わらずで、追込馬は41頭全滅。差し馬も外枠は特に厳しかった。急に荒れてこない限り、次週も基本的には先行馬重視で、次に内枠。


・函館ダート
1番人気が[0 4 4 3]と、3着以内率は高いものの0勝。ただし、荒れているイメージがないのは、11R中2~3番人気が9勝しているため。今ひとつ傾向がつかめない。


ということで、全体的にもの凄く堅いため、傾向が見えにくい状況が続きます(日曜函館12Rで、外枠でロスがあったにもかかわらずなんとか3着に来たレインボーダリアなど、適性を能力差が上回る状況が多い)。


その中で、芝は少しは偏りが出ているため、次週は芝中心で予想したいと思います。とにかく、あとは少しは荒れてくれることを祈るしかありません。