先週も今ひとつ波に乗れない結果でした。先週の反省でも名前を挙げたようにかなり期待していたリバーアゲインが、競走中止のようなシンガリ負けで、力が入っていたレースだっただけに残念な結果。

キャプテンベガもテレビ中継では3着に残ったっぽかったですが、JRAのサイトで判定写真を見たら余裕で差されていましたorz

軸馬の差のない4~5着止まりについては、長く予想をやってきて思うのは3着と紙一重で、技術力だけではなく運の面も大いにあるので、反省しつつも切り替えて、来週も攻める予想を心がけます。


特に、中山芝開幕週は、3年連続的中の12月の市川Sや、今年の2月のアクアマリンSの18万馬券、その前の日のマヤノマヤの勝ったレースの3連単、昨年の中山記念など、自身の得意条件なので特に気合が入ります。


ということで、安くて微妙ですが先週の馬券です。
CBC賞の複勝は省略します(このレースは内枠重視にもかかわらずタマモナイスプレイを高評価できなかったのが痛恨)。


・土曜東京12R(3連複4700円×2、複勝270円は省略)
またまたいつもの「東京芝1400mの内枠短縮」。ということで、シルクウェッジは血統と過去の実績と人気を見たら、来るか来ないかは別として自動的に軸となる馬。ただし、配当が安い・・・。

sperの3着流し sperの3着流し


続いて次週に向けた馬場予想を以下に。


・中山芝
開幕週。いつも通り「バレていても内枠から」作戦。特に、芝1200~1800mあたりは徹底。
枠の観点で少し細分化すると、芝1200mは「1~2枠にプラス2点、3枠にプラス1点、5~7枠をマイナス1点」というイメージ(8枠は超不利というわけではない)。芝1600m、芝1800mは「1~2枠にプラス2点、3~4枠にプラス1点、7枠をマイナス1点、8枠をマイナス2点」というイメージで。芝1200mは、特に近走先行している1~2枠の馬の期待値が高い。この後、中山芝については少し数字を出して詳細化します。


・中山ダート
1200mは、過去から再三指摘するように、2009年9月を境に急に短縮が決まらなくなり、かつ5番人気以内の先行馬が堅実に走る「荒れないコース」に変貌(特に下級条件)。ここも、買うとしたら上位人気で外枠の逃げ先行馬、同距離臨戦の馬からだが、無理に買うことはない。1800mは↓の苦手克服計画が中途半端になっているが、まだ苦手克服できていないので、こちらも徐々に慣らしながら。
http://ameblo.jp/fuyukisper/entry-10809131511.html


・阪神芝
雨はあったが、基本は逃げ先行馬もしくは内枠の差し馬。先行力があれば、外枠でも問題ない馬場状況。極端に悪くはないので、次週も晴れれば時計が速い馬場と想定される。先週も時計が速かったこともあり、短縮は3着以内率14.0%、複勝回収率56%と平凡に対し、同距離+短縮は、3着以内率21.1%、複勝回収率128%という結果。あまりスタミナは要求されない状況。


・阪神ダート
先週は雨の影響があり、前走芝の馬が好成績。やや難しい馬場で、短距離は短縮重視、中距離は基本様子見。


・函館芝
開幕週。近年は時計が速くなったとはいえ、それでも相対的には重い馬場。よって、上がりに限界があり、京都や東京の芝で速い上がりの前に泣いていたような馬や、毎年北海道で走るような馬には注意。また、開幕週のため、基本的にやや内枠の馬が良い。また、昨年の開幕週芝は前走ダートの馬が15番人気で2頭絡んだように、前走ダートの馬にも警戒したい。また、芝2600mはジャングルポケット産駒などスタミナ血統の馬が穴をあける距離で、荒れやすいこともあって今年は特に注目していきたい。


・函館ダート
1000mは「外枠、短縮、近走先行」の期待値が高い(特に8枠)。1700mはあまり強い傾向が見えていないが、上のクラスなどで流れが締まれば短縮の馬。


続いて、昨日の予想のコメント欄にあったシバヒロさんの書き込みの「頭数による枠順の有利不利」について、今週から始まる中山芝で調べてみました。コメント欄にも記載したとおり、多頭数の方が外枠の馬のロスが大きくなるため、外枠の不利の度合いが大きくなる、と考えていますが・・・。

データとしては、期間が2009年以降の2年半で、500万下以上の288レースをサンプルとします。


まず、単純に頭数を考えなかった場合の中山芝の枠順成績を以下に示します。
これだけでも、単純に中山芝は、基本的に内枠の方が有利、というのがわかります(1枠が[1 1 3 29]と不利な、特殊条件の芝22も含んだデータ)。

図1:中山芝枠順別成績

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続いて、少頭数(定義が難しかったものの、とりあえず12頭以下)のデータを以下に示します。1~2枠はここでも好成績も、5~7枠の複勝回収率も悪くないといえます。

図2:12頭立て以下の枠順別成績

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これに対して、多頭数(13頭以上)のデータを以下に。この場合、ある程度きれいに内枠有利の結果となっています(ただし、1枠は2枠よりもいくぶん過剰人気傾向があるようにも見えます)。やはり、頭数が増えた方が枠順の有利不利は大きくなるという認識は誤っていないようです。

図3:13頭立て以上の枠順別成績

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以上は、開幕週も開催後半もごちゃまぜにしたデータです。
参考までに、これを「連続開催を除いた開催前半(1~4日)」にすると以下となり、さらに内枠の良さが際立ちます(ただし、複勝回収率の点では、勝ちきれていないが5枠まではそれほど悪くない)。

図4:連続開催を除いた開催前半での枠順別成績

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ちなみに、ブログ開設以降の、私の中山芝予想の軸馬成績は以下ですが、この通り、予想レース数68R中、半数以上の35Rで2枠以内、実に86%にあたる59Rで4枠以内を軸にしています(2200mを除くと9割以上)。

図5:軸馬の中山芝での成績

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ということで、今後も内枠が「やや」過剰人気から「超」過剰人気に変貌し、内と外の枠の回収率が反転するような状況にでもならない限り、中山芝ではバカ正直に内枠の馬ばかりを軸にしていきます。
ここ2週は今ひとつなこともあり、まずは今週結果を出したいです。