先週は軸馬の調子は良く(3着以内率が28%、単勝回収率225円、複勝回収率128円)、かつこれで今年は5週連続で3連複の万馬券的中。ただし、相手抜けが多く、さらに痛恨の4着などもあり、そして今週も軸4~6着を5個も追加してしまうなど、今ひとつ煮え切らない週でもありました。馬場を見直して、なぜ的中できなかったか(どうやって考えたら的中にたどりつけたのか)を反省し、来週は巻き返せるようにしたいです。
・土曜東京7R(3連複38970円、複勝440円)
外枠、短縮、前走先行の基本パターン。好スタートから楽に逃げられて展開にも恵まれた。3着馬に穴の短縮が来たため、思ったより配当がついた。
・土曜東京10R(3連複15600円、複勝は省略)
先行有利の馬場で、先行馬少ない展開&本コースに強いマンハッタンカフェ産駒。
・土曜小倉11R(複勝450円)
スマートステージが4着で3連複の10万馬券を逃すという、今年一番の痛恨レース。リルダヴァルは適性が広いコースと思っていたのと過剰人気気味の馬でもあり、これは何度予想しても高評価できなかったが、コース巧者の2着馬バトルバニヤンを、人気面からも考えてもう少し高評価できなかったかという反省も。
・日曜東京6R(複勝470円)
前走先行の短縮。ただし、1着馬エーシンジェイワンは延長ということもあって評価できず、複勝のみ。
・日曜東京7R(複勝630円)
特注血統&内枠有利な馬場。騎手もうまく内をついてくれた。ただし、相手はガチガチで、かつ1着馬アーバンウィナーは危険な人気馬と思っていたため、こちらも複勝のみに。
今週末にかけて天気が荒れそうなので難しいですが、次週に向けての馬場反省を。
・東京芝
芝2400mの2鞍以外は、基本的に内枠の馬や先行馬が有利。また、土曜を中心に短縮が好成績で、延長が不振(ほとんど全馬延長の2400mを除き、延長は[0 0 1 22]でゴールスキーの3着1回のみ)。週末に向けて雨予報も出ており、雨ならばさらに短縮の激走が期待できる。
・東京ダート
土日通して短縮が好成績。土曜最終も、4着、5着に短縮の大穴があと一歩のところまで来ていた。特に、前走先行している短縮の馬が好成績。ただし、週末に向けて注意したいのは馬場状況。東京ダートは馬場が悪くなると、逃げ馬が残りにくくなる。例として、2009年以降の500万下より上のクラスのダ13~16で、短縮の馬のデータについて、「前走脚質別」に以下に示す。
(1)全成績:3着以内率20.7% 複勝回収率95円(←というか短縮ベタ買いでこの数字は優秀)
(2)良馬場&前走3角5番手以内:3着以内率24.5%、複勝回収率103円
(3)やや重~不良&前走3角5番手以内:3着以内率20.9%、複勝回収率53円
(4)良馬場&前走3角6番手以下:3着以内率17.1%、複勝回収率93円
(5)やや重~不良&前走3角6番手以下:3着以内率20.4%、複勝回収率113円
上記からもわかるとおり、短縮でも、良馬場では前走先行していた馬、それ以外は差していた方が期待値が高い結果となっている。馬場状況には注意が必要。
・京都芝
土曜京都10Rなど、荒れてきたのを騎手も察知してか、逃げ先行馬が直線入り口で外に出して粘るような競馬が目立ち、逃げ先行馬が活躍。ある程度差しが決まると想像していたため、先週の京都芝はバイアスの想定がうまくいかず、良い予想ができなかった。先週の傾向では、前走先行している同距離臨戦の馬がスピードに任せて粘りこむような競馬。ただ、東京同様こちらも週末は天気が荒れることが見込まれるため、時計がかかって短縮の馬が浮上する可能性も十分。よって、現時点では馬場を決め打つのは難しい。
・京都ダート
荒れたのは新馬戦ぐらいで、先週に続いて堅い結果が続く(新馬戦を除くと、13鞍中12鞍が3番人気以内の勝利)。前走先行していた人気馬がそのまま粘りこむようなパターンの繰り返しだった。ただ、こちらも東京同様、雨が降ると逃げ馬が残りにくくなる(特に短距離)ため、週末の天気に注意。
・小倉芝
いつまでたっても内が荒れてこず、逆に内枠優勢に(4枠より内が3着以内率23%、複勝回収率90円に対して、5枠より外は3着以内率16%、複勝回収率45円)。次週も極端には荒れないと思うが、雨には注意。また、小倉芝12は比較的好きなコースの部類であるものの、ずっと予想レースに取りあげていないように、最近はこのコースで買いたいと思える短縮の馬の出走がない(先週も芝12の短縮は11頭のみで、それもそのうち7頭は13~17番人気の超人気薄)。先週、数少ない短縮の中から2頭の連対馬を出したように、面白そうな短縮の馬がいれば買うのも手。
・小倉ダート
京都同様にこちらも堅く、先週は13鞍中9鞍が1番人気の勝利で、かつ全鞍3番人気以内の勝利。中舘騎手が[4 3 0 3]でかつ2桁人気を2回2着させるように好成績だったことからもわかるように、逃げ先行馬が有利な状況。よって、ここも先週の馬場の想定はうまくいかなかった。よほど前崩れが予想されそうな場合に短縮を狙う程度で、深追いせず、次週土曜日は様子見気味に思考をスイッチする。