先週で軸馬の3着以内率が27%、複勝回収率が131%まで復帰。軸馬の複勝回収率は、予想の好不調を最も表すバロメーターのため、次週以降もこの値は高く維持できるように意識していきたいです。先週までは4~6着地獄に陥っていましたが、先週は4~6着だけではなく、3着も5個追加したので、1着、2着がそれぞれ3回に対して、3着7回、4着6回、5着5回、6着6回という3~6着地獄(?)になってしまっています。
馬場としては、京都芝の「内枠先行祭り」がBコース変わりでひと段落ついた印象。しかし、「このままただでは転ばず」ということで、次週以降の狙い目のひとつとして、「1月の京都芝の外枠や差しで負けていた馬の巻き返し」を挙げます。典型例が、昨日のショウリュウムーン。京都金杯は展開と馬場の二重苦でしたが、昨日は差しが決まる馬場で復活しました。もちろん、前走不利という理由だけでは軸に買わないものの、予想時のスパイスのひとつとして使っていきたいです。また、変に馬場をいじらなければ、次週以降は使われて荒れてきている馬場もあって短縮が決まってくると思われるので、前走不利の馬の中でも特に短縮には注意していきたいです。
また、昨年に私の軸馬の8割が短縮だったように、基本は短縮を軸にすることが多いものの、ここまで中山、京都は特に短縮が決まるような馬場ではなかったため、1月22日週まで短縮を軸にする比率は全体の40%前後ぐらいにとどまっていました。しかし、先週は軸馬14頭が全部短縮であったように、全体的に短縮有利な馬場状況になってきていると感じており、次週も短縮中心を考えています。
先週の軸激走は、東京ダート、京都芝、京都ダート、小倉芝、小倉ダートと多種多様だったように、現在の馬場状況はそれなりに読めていることもあり、次週も多数のレースを予想したいです。私は、レースを絞り込むよりも、「ちょっとでも良いと思ったレースは買えるだけ買って、穴の爆発を取れる機会を増やした方が良い」という考えのため、極端な話、多頭数の後半レースは全部買うぐらいの気持ちでいきます。
たくさん買った先週の馬券を。次週もこの程度いければよいですが・・・。
・土曜京都11R・シルクロードS(3連複29100円、複勝960円)
展開が想定と全く違ったにもかかわらず当たった、「ザ・結果オーライ」馬券。結果的には2頭しかいない短縮の馬のうち1頭を単純に軸にしたのが嵌りました。
・土曜小倉11R(3連複10250円、複勝440円は省略)
短縮有利な馬場で、短縮得意な馬を狙ったら嵌る。ただし、1着馬は人気での逃げつぶれを期待していただけに、ある意味こちらも完全な想定通りではない。
・土曜京都8R(複勝340円)
血統&実績ある短縮という基本パターン。今年初めての「軸が来て複勝のみ」。ただし、配当的にはあきらめがつく。
・日曜東京6R(複勝640円)
短縮、前走先行、外枠という基本パターンも、これは痛恨レース。1番人気ケイアイヘルメスをおさえられずに3連単の6万を逃す。知らず知らずに調子をこいて、予想が大味になっているかもしれない。気を引き締めなくてはいけない。
・日曜東京11R(3連複12110円、複勝940円)
前走先行、短縮、外枠の基本パターン。昨年のフェブラリーSで大勝負をかけて撃沈したダイショウジェットで(少し)リベンジ。すぐに人気が落ちる馬のため、今後もお世話になる可能性あり。
・日曜小倉12R(3連単17420円、3連複×2や複勝は安いので省略)
特注血統のワンツースリー&、勝ち馬と3着馬は短縮得意という基本パターン。ただし、2着馬は前に行って沈没を想定していたため、これも完全想定通りではない。
・東京芝
10レース中、1番人気が7勝、2番人気2勝と堅い傾向。また、昨年ほどの枠の偏りはない。脚質は差し馬が多く勝っているが、どれもこれも人気馬で回収率は伸びず、傾向を判断する材料にはなりにくい。東京芝については、開催が進むごとに内先行有利が強調される場合があることには注意。臨戦の差も少なく、短縮は勝率こそ高いが人気馬ばかり。次週土曜は様子見が無難であるが、決め打つならばスローのレースの内枠狙い。
・東京ダート
短縮有利。土曜は15番人気のアイノカゼが大波乱を起こしたが、日曜もレーザーバレット、タビト、エフティフローラ、ダイショウジェット、アルファオリオンと人気薄が次々好走した。特に前走先行している馬や、中~外枠の短縮に注意。雨が降ったら差しが決まりやすくなる。
・京都芝
8レース中6レースで差し馬が勝利するなど、Bコースに変わったとたんにいきなり差し有利に変貌。ただし、京都牝馬SやシルクロードSの結果が示すように、特に外枠有利というわけではなく、勝率こそ大きな差はないが、複勝回収率では3枠→4枠→2枠の順となっている。次週は枠の有利不利はあまり意識せず、スローなら内枠を少し気にする程度に。また、開催も後半に入り、そろそろ短縮の決まる馬場になってくるのではと予想される。なお、冒頭に記載したとおり、1月の京都芝の外枠や差しで敗退した馬の巻き返しにも注意。
・京都ダート
先週は非常に堅い結果が続いた。短距離は短縮、もしくは同距離臨戦に注意。雨が降ったら差しが決まりやすくなる。
・小倉芝
1~8枠まで全ての枠の馬が勝利するなど、大きな枠の偏りはない。ただし、枠の影響を大きく受けやすい芝1200mについては内枠、もしくは先行馬有利が顕著。いきなり外差しになるとも思えないので、買うならばオーソドックスに血統的に注目の馬や短縮実績のある短縮の馬などを選択。
・小倉ダート
短縮有利で、引き続き狙いやすい。ただし、雨が降ったら様子見。