「終わりよければ全てよし」とはよく言ったもので、逆に「終わりダメなら全てダメ」な気分です。日曜東京最終、軸のペガサスヒルズがギリギリ粘れずに3連単の734倍他を逃し、最後がorzな気分で終わってしまいました。
加えて、土曜に5万以上勝った日の翌日の日曜日は、これで8連続でマイナス収支。「土曜に勝つと日曜に勝てない」という変なジンクスも長く続いています。
また、今週はやたらとハナ差の勝負が多く、ハナ差で2度笑い(1度は半笑い程度ですが)、ハナ差で2度泣きました。
ハナ差で笑ったのは土曜のファンタジーS。ホエールキャプチャが行くところ行くところ前が詰まりながらも怯まず伸び続け、やっと前が空いて届かず3着。3着で軸を固定していたため、直線の気分は「差せ!差せ!・・・差しすぎるな!ほどよく差せ!」といった感じでした。1着馬と2着馬の差がハナ、2着馬と3着馬の差もハナと、まさに針の糸を通すような3連単の当たりで、それも前が詰まってスムーズな競馬ができなかったこともあっての的中だけに、こちらは非常に運が良かったです。あとひとつの笑いは、土曜福島11Rですが安いので省略。
ハナ差で泣いたのは、まず土曜東京メイン。珍しく人気どころを軸にして、相手を絞って実質◎→○の順での入線。3着トゥニーポートは内枠ということもあり、おさえの中でもやや厚めに購入し、かつ3連単ももっていたものの、ゴール直前でまさかの、えだてるおーに交わされての1、2、4着で馬連と単複止まり。そして2度目は前述の日曜東京12R。結果的に3着のタマモスクワートの方が、軸馬より4角からの手ごたえがずっと良かったものの、軸馬もゴール直前までずっと粘り通していましたが、残り50m粘れず。タマモスクワートは前走軸で凡走だっただけになおさらたちが悪いです(私の好走タイミングの見極めが悪いだけです)。
ということもあり、最後に「大泣き」が来てしまったため、今週はなんとなくもやっと感が残ってしまいました。
それでは今週の馬券・・・APATのサイトがメンテ中なので、10万馬券的中証明書は省略します。
・土曜東京11R(単勝550円、馬連1720円。複勝は安いこともあり省略)
エーシンリターンズは特注血統&内枠有利のバイアス&短縮得意な臨戦が揃った馬。レディアルバローザもほぼ同様。ただし、3着馬はいくら内枠でも買いにくかったです。
・土曜京都11R(3連単136370円、3連複20990円、複勝は省略)
3連単は単なる幸運。ただ、この幸運は大きい。
・土曜福島11R(3連複7510円、複勝310円)
展開の読みが珍しくはまった。
・日曜京都7R(複勝380円)
3着馬トップオブザヘヴンを評価できずに3連複は当てられず。また、軸馬が3番人気というのも想定外。ただ3番人気のわりには複勝380円はよくついてくれた。しかし日曜は結局これだけで準・全滅。
それではいつものやつを。
・東京芝
内枠有利。また、13R中6Rが逃げ切りと、逃げ先行馬も有利。週末も競馬中に雨が降らなければ内有利と考える。臨戦的には短縮重視。京王杯2歳Sは、ファンタジーS同様に前走延長で今回短縮(もしくは同距離)という馬で、かつ内枠の馬を狙いたい。
・東京ダート
短縮有利。短縮の馬は3着以内率24.5%、複勝回収率140円に対して、延長の馬は33戦0勝3着以内率15.2%で複勝回収率34円(だからこそ最後のペガサスヒルズが痛い)。短縮の絞込み対策としては、前走逃げずにかつある程度先行している馬の成績が良い。
・京都芝
土曜時点ではファンタジーSをはじめ内枠が引き続き好成績を挙げていたが、日曜になって、徐々に外枠が成績を上げてきた。好例はアーバンストリートの短縮外差しが決まったこと。短縮の馬が3着以内率27.9%、複勝回収率110%と好調なのに対して、延長の馬は3着以内率10.3%、複勝回収率13%と明確な短縮有利(同距離も単勝回収率は低いが悪くない)。次週に向けては短縮重視で、枠順は展開次第で判断。
・京都ダート
1800mは逃げ切りあり最後方一気ありで、枠の偏りもなく傾向定まらず。1200~1400mは延長の馬が不利。パワー血統で、母系にて芝中長距離でも走れるような血統(トニービン、サンデーサイレンスなど)を補完しているようなタイプが活躍。
・福島芝
1枠と8枠が抜けた好成績ということで、中枠重視の想定は土曜の時点で大ハズレ。日曜は好きな多頭数芝12も全て見送ったように、馬場の遷移が読めず。臨戦的には芝12で短縮が好成績。土曜最終で11番人気ヴァリアントレディが激走し、日曜メインも7番人気インプレスウィナー、9番人気ギンゲイが激走。ただし、どの短縮馬が走るかを判断するのが難しい。一応、この3頭は過去短縮実績があった。次週に向けては、短縮の馬で面白そうなのがいれば買ってみたい。1200m以外は堅い。
・福島ダート
土曜は先週同様、7~8枠に連対馬が集中。しかし、日曜は逆に1~2枠が活躍。土日合計して3~6枠が3着以内率11%、複勝回収率32%と不振。土日で枠の有利不利に差が出たのは、展開によるものも大きく、土曜は逃げ馬が0勝で外枠の先行馬、差し馬の好走が目立ったが、日曜は内枠の逃げ先行馬が押し切る競馬が目立った。短縮が12R中8Rで勝つなど短縮の馬の成績が良い。