先週は軸馬複勝圏が3頭と最低限。ただし、相手抜けが2つに、もう1つも激安配当ということで、マイナスとなりました。
トウカイポプリやティアップノブレスのように、話にならない惨敗もあった反面、恒例の「4着病」となる土曜東京10Rでのボクノタイヨウの9番人気4着、日曜東京9Rのニシノユメマクラの10番人気4着、あとは見せ場を作るも競り負けたダイワルビア、もろに前が詰まって5着のヘリオスシチーなど、消化不良のレースが続きました。ミスといえば、日曜東京6Rで点数をケチりすぎて、2着のトウショウアトムが抜けて3連複の1万と3連単の3万を逃したことです。展開を考慮したら、おさえておくべき1頭でした。
ただし先週は、結果的に非常に難しいレースが多かったのも事実です(そんなレースを選択する自分に一番原因はありますが)。例えば、土曜京都12Rのキタノアラワシ、土曜東京8Rのスペシャルハート、日曜東京7Rのマシラ、日曜東京11Rのセラフィックロンプあたりは、何度予想しても無印になるだろう馬です。そのうち3つは東京芝のレースということもあり、次週は東京芝については中途半端なレースには手を出さない方針でいきたいと思います。今週は結果が出なかったものの、次週もダイワルビアのように10番人気以下でも恐れずに攻めの予想を心がけます。
秋華賞については、予想段階でさんざん軸を迷ったと記載しましたが、具体的にはオウケンサクラと、アグネスワルツ、アニメイトバイオ、ベストクルーズ、レインボーダリアで迷って、その中でやや当たりのアニメイトバイオを引けず。ただし、配当的にあきらめはつきますが・・・。アパパネについては、当初はあまり評価予定がなかったものの、外枠で評価を上げました。本馬は、キングカメハメハ産駒らしく、外枠で特に強さを見せる馬。裏を返せば、ローズSのときのように馬と馬の間に入るような競馬で死角を見せる可能性が高まるため、今後も枠や馬場が評価の鍵となります。対照的に、同じキングカメハメハ産駒としてショウリュウムーンがいますが、こちらは桜花賞からずっと内枠ばかり引いて力を出し切れていませんが、これも外回りや外枠などで一変の可能性は十分あると思っています。
それでは先週の馬券
日曜京都11R秋華賞(馬連1420円)
軸本線穴の馬連ボックスがひっかかる。ただし、全券種混ぜると大幅マイナス。これでは的中のうちに入らないが、G1なので記念(?)に。
土曜東京8R(複勝310円)
「東京芝14=1~2枠の短縮馬」の公式は、今後も使っていきたい。相手抜けだが、このレースは何度予想しても相手抜けなので悔いは全くない。
日曜東京6R(複勝450円)
エフティレガシーはこれで3度軸にして2度激走。短縮適性が高い。相手抜けだが、このレースは2着馬を拾って3連単、3連複を当てられたために悔いが残る。
日曜京都12R(複勝230円、3連複1160円あるも、配当激安で悲しくなるので省略)
フェイムロバリーはオーソドックスな京都ダートでの短縮馬。最後ハナ差かわさないでほしかった
次週に向けて馬場確認。
・東京芝
土曜は1枠が6R中4R絡む内~中枠に有利な状況。しかし、日曜は一転して4枠より外に激走馬が偏るという難しい馬場。臨戦的には、先週は延長が優勢で、かつ近走前に行っていた馬が好成績。短縮の馬は、ハーティンハートのほかに、セラフィックロンプ、ショウナンライジンが超大穴で走っているように悪くはないが、勝ちきれていない。さらに内も外もありな状態。あまりにも目まぐるしく変わり、手が出しにくい状況。
・東京ダート
全て5番人気が勝ち、7割は2番人気以内が勝つという、先週から続く堅い状況は変わらない。ただし、こちらは芝とは違ってオーソドックスな短縮有利の馬場状況。あとはどの短縮の馬を選ぶかだが、その中では前走先行している馬が好成績を挙げている。
・京都芝
まだ内は荒れておらず、やや内~中枠が有利。7枠より外で連対したのは、52頭中秋華賞のアパパネ、デイリー杯のレーヴディソール、平場で逃げたニシノメルモの3頭だけ。1800m以下では延長が18戦1勝の複勝回収率18円と不振で、短縮の安定度が高い(芝12でメイショウシオギリを単純思考で軸にできなかったのが多少悔やまれる)。
・京都ダート
短距離は、基本的に近走先行している馬が有利。年間傾向からは短縮の馬中心の狙いとなる。1800m以上は全レース3番人気以内が勝ち、7番人気以下の連対がゼロという先週に続く非常に堅い結果で手が出ない。
・福島芝
開幕週。全ての距離で内枠重視。東京や新潟、阪神外回りなどで切れ負けしているような馬や血統を優先的に狙う。
・福島ダート
1150mは先行力のある馬、血統。1700mは不明。