このごろDVDを借りまくってみています。


こんなのを借りてみました。

ブロセリアンドの魔物 [DVD]/クリエイティブアクザ
¥3,990
Amazon.co.jp

製作: エリック・ニーブ

監督・脚本: ダグ・ヘッドライン

脚本: ベロイット・レスタリング

出演: エルサ・キコイン、シリア・マルキ、アリス・タグリオニ


原題は「ブロセリアンド」。魔物、という言葉はないですね。

実際、アレが「魔物」かというと、微妙な気もします。



以下、ネタバレばっかりです。



途中で飽きちゃってあんまり話を覚えてないのですが、ヒロインは考古学専攻の大学1年生。

ブロセリアンドの森(ケルト文明の遺跡)の発掘中、悪の儀式に必要な重要アイテムの鎌を掘り出したのでさあたいへん。


ストーリーはとてもシンプル。

映画の真ん中あたりで犯人は明らかになって、あとは延々逃げたり戦ったり。


やたらとヒロインにかまってくるクラスメートが、実はドルイドの魔法をよみがえらせようと企む厨二くん。

お鍋の中に緑色の液体と人の生首を入れてぐつぐつやって(儀式らしい)何をするのかと思ったら、自分が鍋の中に入っちゃう。

出てきたときにはDVDジャケットの魔物(半分ミイラ)になってました、何がしたかったの。

ところでこの魔物の姿、ケルト文化とどう関係があるのかまったくわかりません。


ヒロインは何か武術をやっているらしく、素手で魔物に立ち向かうのですが、じぇんじぇん迫力もなく(笑)、やたらもったりしています。

魔物といったって一人(一匹?)だけで、たいして怖くない。

このヒロインが中途半端に強いので、やっぱりホラー度がダウンしてる気が…。

暗い洞窟の中を逃げるのに、追い詰められている感もなく。

いっそヒロインがケルトの神様のご加護を受けてむっちゃくちゃ強すぎて、「魔物弱っ」ぐらいだと逆に面白かったかもしれません。


シャワーシーンはあるけれど、全然見えない!(笑)

グロシーンはすこーしだけありますが、低予算が微笑ましい。

あと、研究書の挿絵がどうみても漫画。



というわけで、暇つぶし程度に。

少し前に、同じくフランスで制作された『ドルメン』というテレビシリーズを見ましたが、そんなノリです。



ところで、字幕より吹き替えのほうが訳が良いと思います。