本の感想は、ブクログで書くことにしました。

せっかくなので(?)こっちにもはっておきます。



悪魔くんはいくつかバージョンがあるのですが、これは松下一郎(小学校2年生)が主人公。「千年王国」とあるとおり、天才少年の「悪魔くん」が、悪魔を召喚して争いや不正のないユートピアを建設しようとするお話。

かなりシビアなお話で驚きました。
主人公の理想を純粋で美しいものとして描きつつ、一方で「千年王国」に対する疑問がヤモリビト(になりすました家庭教師=一般人)によって提示されます。

ラストはこれ以上は無いな、と思うような終わり方でした。

描いてあることは悪魔やらなんやらファンタジックですが、ストーリー、展開は現実的でした。

面白かった。

読了 2010/6/28


なんか怖くてかわいくない鬼太郎。これが時代がくだるにつれてどんどんビジュアルがかわいらしくなり、正義の味方になっていくのかと思うと不思議。時代の要請なのか。

怖いし、一緒に住みたくないよ~、と思わせてくれる鬼太郎。妖怪も気持ち悪い。いちばん怖いのはおじさんが恐怖している顔だったりするのですが(笑)、絵に迫力があってさすがです。

それにしても、親切で育てたのに地獄に落とされるなんて嫌だ。

こちらはこちらで味がありますが、わたしは最近のかわいい鬼太郎のほうが好きです。

読了 2010/6/29