ちょうど2年前、長男が中学受験をしました。
受験をした理由は地元の中学に進んでも長男の性格上内申点をとるのは難しいだろう。
ならば高校受験をしないですむようにしようかと考えたから。
本人もなんとなくやる気があるようなないような・・・
そんな状態でやったのが間違いでした。
そこから悪夢が始まったのかもしれません。
塾に通いだしても勉強しなくて宿題もしない。
そんな状態で6年まできて、その間何度か受験止めようかと話したこともありました。
でも本人がやると言い続けたのでそのまま突き進むことに。
もともと公立中高一貫校狙いだったんだけどどうも危なさそうなので
私立併願にすることにして2足の草鞋を履くことに。
そのうち併願校を決めるために学校説明会などに行くうちに
本人の気持ちもどこかおかしくなってきたのかな・・
どこにするか話していた時に公立じゃなくて私立の方に行きたいと。
この時点で6年生の夏休み直前。
本人に何度も気持ちを確認し、塾とも話をして結局私立だけにすることにした。
それなのに・・・
その後奇行がはじまった。。
学校から帰ってこない、塾から逃げ出す等・・・
そのたびに本人にも受験する気があるのかと意思確認をすると
「受ける」と。
その言葉を信じてそのまま続ける。
でも逃げ出すことは入試直前まで変わらなかった。
そこまでしてるんだから直前でもなんでも止めさせればよかった。と今になって思う。
でも、その当時はそれができなかった。
そして迎えた本番。
自慢するわけではないけれども、彼はもともとそこそこの頭の良さ(勉強ができる)をもっていて
方向転換してはじめて受けた模試でもいきなり合格80%をだしていた。
なので希望する学校の合格は簡単に手に入った。入ってしまった。
そしてその中学に入学して最初のテストでも上位に入る。
そんな状態できちんとやることもやらないで過ごしてきてしまったから彼はいろんなことを甘く考えていた。
1年生の時には上位にいた成績も勉強をしない、課題をしないなどをやり続け
2年生になっても同じような状態。
でも1年生の時と違うのは担任の先生が厳しく容赦がないこと。
受験勉強の時から嫌なことから逃げ続けてきた長男はここでも逃げることになった。
冬休みが終わってから不登校になった。
理由はわからない。
本人もわからないという。
一度は行こうと試みたこともあったけれどもいざ行こうとしたときには体が動かなかった。
行きたいけど行けない。。と涙を流した。
入試期間中は在校生は休みなのでそれが明けたら行くと言っていたけど結局登校せず。
もうそろそろ1か月。
先の見えない暗闇に迷い込んでしまいました。
せっかく入った学校も止めなくてはいけないかもしれない。
相葉くんが以前ライブで
「死ぬこと以外はかすり傷」と言っていたとどこかで読みました。
そんな風に思えるようになる日が来るのかな・・・
止める勇気がなかったばかりに今とても苦しい。