幾つになっても雛ひいなの日は嬉しいもの

飾りながら子供達の小さな頃を想い出しました

すっかり人形の目鼻がぼんやりしてきましたね



立雛、貝殻に蝶をあしらって引千切は小さく〜

雛菓子は愛らしいのがいいですね



大曲から松濤そして銀座通りに移築された能楽堂

とても懐かしい想いに駆られました

見所が狭くなりましたが見やすくなりましたね



復活能〜碁〜 初めての観能

碁を打つ空蝉と軒端の萩 光源氏をめぐっての

真剣勝負が今風ですね

女人達の長絹が美しく相舞も息が合い見応えあり



新進のシテでの~融~は囃子方との掛け合い

後シテ源融大臣の風流の極み〜三千人の汐汲に

大阪湾から海水を捌運ばせ焼いた塩竈の景色

光源氏のモデルのひとりらしいけど驚きです

屋敷跡の六条河原町は観光能史跡になりそー

久しぶりに早舞から急の舞など舞返之段に魅入り

満喫した観能になりました

流派や小書、シテ方により趣きが違うのも面白く

能楽の奥深さを改めて感じました



河津櫻は息長く葉桜に〜