歌会始、毎年若い入選者の歌が素直でいいなーと

皇族方の御歌も、自然に触れられた想いが多かった

「野」は広がりのあるよい題でした

召人などの歌人の歌言葉には触発されますね

水張田 みはりだ など使ってみたいー

「ちごゆり」が根づいたので詠んだのですがー

   「ちごゆりの野を焦がれきて 秘めやかに

           碧き花すじ ひたぶるあはれ」  みみ卯

 

毎年恒例の落選歌 ! 苦笑

拝借したハトシェプト葬祭殿、ここを背景に「アイーダ」野外オペラ

どうも思考が後ろ向きで問題ですが、独り言とうことで

忘れないうちに書き留めましょう

 

1997年のテロ事件は日本人を含めての大惨事でしたが

正確な年代記憶がないのですが、それ以前まだ原理主義の影響

が少なく目立っていなかった時期、エジプトは観光客誘致で

この壮大な野外公演を企画しました

でも沙漠で確かドイツ人たちのBUSが一時拘束され、開催が

危ぶまれました 陸路を避けて舟でルクソールへたどり着きホット!

自己責任が問われる状況ですよね

一週間の予定が初日だけになったと思います

葬祭殿の上に重装備の兵士が並び厳戒態勢でした

軍事用の橋を兵士に見守られながら、しずしずと

渡りましたね

ムバラク大統領は欠席でしたが、第二婦人は金髪の美人!

本物の駱駝が登場で盛り上がりましたし、なによりも

テーベ河畔であることに感激しておりました

オペラ見物も世界の情勢と無関係ではないと

いまじみじみ想います

北アフリカは異郷を感じるところで好きですが

シリアなど中東はもう旅などできる環境ではないし

パルミラはまたISの手に落ちたと聞きましたが

これらの遺跡はどうなるのでしょうね

勿論難民化する人々もより受難の道が続く

あらゆる局面で不確定で不安な日々で重い気分です

オペラ気分で浮かれている場合ではない!か

アラブの春はいま何処ですかね