冬の気配が感じられるという 立冬
山茶始開 つばきはじめてひらく の候
山茶花、さざんか が垣根越しにながめられるー
さすがに朝、夕の風の冷たさが感じられます
このところ塀越しに眺めていたいたのは「芭蕉」
数年に一度の開花、青々とした広葉がいつも
素敵だと思っていましたが、バナナのような実?
調べるとバナナも芭蕉科、親類なのかしらね
この苞はどうなるのか通るたびにしばし眺めています
芭蕉は墨絵などでよく見かけますし、古皿がありました
沖縄の芭蕉布は有名ですが、どこか南国のイメージが
本州でも庭木として植えられているのですね
この小皿を使っての霜月膳をー
手持ちの小皿を並べてからー料理を考えることにしました
箸休めなどの賄い料理ですがー
芭蕉皿には迷わず「バナナのフリッター」!
冷凍庫から 栗の渋皮煮、きんぴら 、蕗の薹は天麩羅で
春の香りを、南瓜生麩の田楽、胡桃と小女子の甘煮
蓋物は、小田巻蒸しーうどんが入っているのでよく
お夜食だったおふくろの味です
まさに賄い夕餉ですね!
霜月は炉開きで、茶事では新年にあたる大切な月
とても口切茶事は叶いませんが
せめて主菓子は「亥の子餅」で うり坊というより
うぐいす餅みたいですね 苦笑
明日はワールドニュースから目を離せません
隣国の大統領も問題ですが、世界が注目するのは
米国大統領選! まさかが起こる!とは思えないけれど
両陣営のネガテイブキャンペーンには驚きというか
とても大国の大統領を決める選挙とは思えませんでした!
それにしてもアメリカ国民の民意の着地点がどうなるのが
見極めたいですね
赤い彩には元気をもらえますね
山紅葉にはなかなか巡り合えないのが残念!