ステーションギャラリー、東京駅の一角にあります

Giorgio Morandi 展、好きな画家のひとりです

倫敦のテイトギャラリーでの大回顧展のときは

会期中2度も訪れました



その時の絵葉書がありました この静謐さや色合い

繰り返される乳白色の壺などのこだわり

その変奏、バリエーションの豊かさに引きこまれていきます

色調が光と影の微妙な変化を描き出していて美しい!

この作品はありませんでしたが、とても懐かしい展示でした



通路の煉瓦、中でもこの古い煉瓦壁に掛けられていて

とても落ち着いた雰囲気を醸し出していました

単純な日用品なのに緻密な計算に基づく空間

円錐と円筒と球の幾何学的立体にいきつくという

セザンヌへの共感があると書かれています

確かにどちらも共鳴するのもを感じますね



観ていて心鎮まる絵画っていいですね、迷わずファイルを購入





市原湖畔美術館、最寄駅から高速バスで行けます

でもバスターミナルに下り立つと誰もいない!

確か車で5分ばかりと書いてあったのですが

タクシーもなく、少々途方にくれました



アーテーストのことも知識乏しく、「くらやみ」の文字に興味ありー



仮面も光があたる表は泣き貌、影はなんと笑い貌

光りと影の織りなす局面がいろんな場面で観られました



丁度アーテストが解説して回ってくれ、不思議な発見ありでした

歌手でもあり、くらやみで音声を映像化した光の変奏のなか

声の断片が言葉のように聞こえてきたり、山頂で降り注ぐ星空を

見上げているような感覚がありました

床に寝そべって眺めている人がいましたよ 笑

体感するアートで面白い異空間の経験でした


彼女の裏側に別の人格が、やはり表と裏の2面を表現

物事の光と闇が織りなす世界がテーマだと感じました

人はくらやみ(胎内のような)から生まれ、光と影の世界を

交差しながら、またくらやみに還ったいくー

くらやみの奥にある音なる声を光で具現化している

照明アーテイストの感性が優れていました



館外にあるカフェ、石窯があり、遅いお昼で

地元の筍と房総の海苔のピッツアを注文

不思議な取り合わせのようですが、美味しかった!

新鮮な旬のものは美味ですね

帰路は美術館でタクシーを呼んでもらい、小湊鉄道の

最寄駅まで行きました  やれやれでした

でも知らない場所を訪れるプチ旅の連休になりました