3.11の未曾有の災害について、海外のニュースもLiveで

BBCは陸前高田から津波の押し寄せる映像を交えながら

その復興や巨大な防潮堤について報じていました


F2は原発についてー道路が通行禁止のゲイト前まで

放射線量がどう変わるかなどや、10キロに近い地点で

新築している住人にインタヴューかなり驚きをもって!

それぞれ視点が異なり興味深いものでした

原発の事故当初に在日仏人にヨーソを配給していたし

原発が林立する国柄ですもの、より敏感なのでしょう



NHKの2日間にわたっての「明日につなぐ」はいろんな事を

考えさせられました 5年は節目ではないという言葉にも

重いものがあります

震災を体験した50人の18歳の想いに、勇気づけられた感あり!

彼等の故里への想いは力強くて、その望みが叶うことを祈りたいと

思いました

くらべて18歳の自分はどうだったのかとすこし恥じいります

人はどこに想いをつなげていくのか、パリとノルマンデーを

舞台にしたフランス映画を思い起こしました



邦題は「愛しき人生のつくりかた」ですが、 Les souvenirs

ノルマンデーの景色に魅かれて観たのですが、心温まって

ああーこういう風に逝けたらと想ってしまいました

パリで夫を亡くした老女、どこか無邪気で明るい!

でも一人暮らしは危ういと老人ホームへ入れられるー

そのいきさつは何処にでもありそうな現実! しかし

彼女は失踪ー慌てる3人の息子たちがコミカルでした

心優しい孫が絵葉書から彼女がいる海辺のホテルを

探し出し、寄り添います

9歳まですごしたノルマンデーの想い出が宝物のように

残しておいた故郷だったのですね


前にノルマンディーに住んでいた友人夫婦と車で巡りました

このチラシのような切り立った白い壁は英国のドーバーなどにも

見られ馴染みの景色、そして湾ごとに生牡蠣の種類や味が違い

美味しい旅でもありました

とくにブルゴーニュ地方に入ると、家並もかわり地方色豊か

今は日本でも珍しくはないのですが、ガレットやクレープが美味!



クレープパンを抱えて帰国したのに、使っていませんでした!

探し出し空焼きして、そば粉でガレットに挑戦しましたがー





やはり難しいですね、小さなパンなので、折り曲げたガレットには

ならないのと種の薄さがいまひとつーで 試作品でした!

すこしづつ使いこみましょう



シネマやガレットと結びつけるのは憚れますがー

避難解除されても戻ることが困難な厳しい現実、

まだ仮設住宅の老人たちの姿をみると

復興は幾たびの春を巡る事になるのでしょうか

やはり節目を越えて、ずーと 被災地を

想うことが皆に求められているとー

個々の心の有様が問われる日々ですね