朝の散歩で、霜が降りている冬日、でも日中は日差しが暖かい

冬型の気圧配置とはいえ、いつもの冬模様ではないようですね



歌会始の中継は楽しみのひとつ、お題「人」

易しい字体ですが、なかなか奥深いですよね



最年少の方の素直な詠み口がいいですね 

振り返ると誰もが経験した想いー若人のこれからに

広がりを感じさせています



撰者の歌はさすがですね  「大人」を うし と謡う巧みさ

歌言葉を拾ってみるととても面白いですね

ひとさし指で春の地球を掘るー土いじりの一コマが凝縮され

感心しました

東京駅の通勤風景から朝の香りがするという感性にもー



陛下は戦後70年を弔うお気持ちを真摯にお詠いなり

印象的で心打たれました


昨年から戦後の総括番組が多くありました

いまの世界的な混迷は、70年まえから絶え間なくつづき

これからの展望はますます予測しがたい状況とー

先進国間では新たな冷戦もみられ、複雑化しているー

ある識者は、西欧キリスト教とイスラム教のせめぎ合いと言う

でもそんな単純な図式ではないはずですよね

唯心して70年以降の戦後を生き抜くべきかなーと思いました


  「人という支えあう姿(なり)あはれなり

            海に彷徨ふ 砂の民群れ」  みみ卯

なんともやるせない歌もー

 「下流老人と哀しき言葉きく

           年古ることに 上下ありしか」



なるべく旧暦に添って暮らしたいと、小正月は小豆粥

女正月ともいい、元旦の大正月によく働いた女たちを

ねぎらう意味もあるのに、誰も助けてくれないですね 苦笑

残りの食材で、ブリ大根に生麩田楽でした

これで正月気分から抜け出しましょう

でも鏡開きなどは、本来この日だと思いますが

新暦では11日の成人の日になっている!

なんだかしっくりこないのですが、化石人間に

なりつつあるのかなーー可笑

明日はそのお餅で善哉を作りましょう