梅雨時の定番の組み合わせですが、いざ鎌倉へ
鶴岡八幡宮の蛍放生神事で一万匹の蛍が放たれたと聞き
蛍狩りとしゃれこみましたがー
日暮れまで、紫陽花の長谷寺へーこの径に入るのに1時間半待ち!!!
人、人、人の行列で番号札もらい待つ破目にー都会の観光スポットは恐るべし
辨天窟の剤辨天(宝物館)は、弘法大師が刻まれたといわれる尊像
高野山へ参詣したばかりなので、ここにもお大師さんの足跡がと
嬉しくなりました
観音山の装いのように広がる40種類の紫陽花、見頃でしたが
急な階段小路を数珠つなぎで昇り降りは大変!よく事故が起きないと
妙に感心しました
下の御堂の和み地蔵にほっとしました!
「あえの風 微笑む姿わみ地蔵
蛍袋に安堵せにけり」 みみ卯
何十年ぶりに江ノ電にのり八幡宮へ、大風で倒れた大銀杏!
脇にはその根から若木が育っていました
植物の命も繋がっている!
蛍の蓮池、鷺が上手に小魚を獲っていた!
場所を確認したので、時間までコーヒーブレイク でしたが
夕闇にはもう行列が延々とーー
でも待った甲斐ある蛍たちの乱舞! 多分半世紀ぶりの蛍狩り
老いも若きもおーおーと歓声があがる賑わいでしたが
蛍は水面をかすめ、木立の縫って飛び交ってくれました!
源実朝は28歳たらずで暗殺された悲運の将軍だけど
好きな歌人のひとりで、なんとなく想われました
「蛍狩り 蛍火あはれ実朝も
蓮(はちす)の宿に住むべきものを」 みみ卯
ご朱印帖も2冊目、結構お詣りしてますね
信心というより、ご朱印婆ーばになっている! 笑
この時節はやはり「紫陽花}
アガーのゼリーが水っぽくて、餡は緩くなりましたがー
これは近所の「アメリカンアジサイ」花弁が小さくで可愛い!
これをイメージしたつもりですが、心愉しい一服でした
水無月は、まだ造りたい主菓子がありますね
時候は 光陰矢のごとし! この10日は時の記念日でした
天智天皇の漏刻(水時計)より1300年!
高野山の1200年!
千年単位で時が過ぎているのですね
暗闇の蛍のように人は儚いかもーー