梅雨入りまえにと、思い切って高野山へ
電車を乗り継ぎ極楽橋駅、ケーブル5分で高野山駅
急勾配のケーブルー山中に降り立つ気持でしたが
以外に平坦な高野町でした
海抜900mで33万坪のお椀をふせてような盆地
その広さがなかなか実感できなかったのですがー

まずは総本山「金剛峰寺」へ、明治までは青巌寺と称されいて
秀吉が亡母の菩提のために建立したもので、時代が下って再建され
「柳の間」秀次が自刃した間、鷺柳図が美しかった

「蟠龍庭」は我国最大の石庭、四国産の青い花崗岩が見事でした
梅雨の走りで、石組がしっとりと濡れていて趣がありました


816年空海が真言密教の道場として創設、一大霊地として1200年!
山中に113あまりの寺院をかまえ、営々として法灯が
受け継がれてきたことにやはり感動します

町中いたるところで弘法大師の足跡にふれることができますね


空海が最初に造営した「大伽藍」この三鈷の松は珍しい三本の松葉
きっと何代目かでしょうね


「大門」女人禁制だった時代、これを潜ってなかにははいれなかった!
山側にその女人堂跡がありました、七口あるそうで昔の女人は
参詣できなくても険しい山道を登ってきたのですね

今夜は「天徳院」前田家が珠姫のために建立した宿坊に
とにかく100以上の宿坊がありで、故郷のご縁を感じてー
街中の便利なところでしたがとても静かでした

精進料理の夕餉、美味しく頂きました


名勝の庭でも知られ、部屋からも菖蒲が咲きよい風情
なんだかとても落ち着きゆっくり時間が流れていく心地!
明日からの旅は次回にします