神田明神! 東京に長く住んでいたのに始めて出向きました
2年毎の江戸の祭で一週間ほどいろいろ芽出度く執り行われます

まず始まりの神事へー解説してくださる方がいて面白かった
鳳輦神輿遷座祭ー大黒様、夷様、将門様の3柱のお御霊を
神輿に遷す神事
夕闇が迫るころ、木槍が先導で神官が社殿へ入ります

社殿内は見えないのですが、御霊を白い幕ー絹垣というそうですに包んで
松明の灯りに導かれて遷座
警蹕(けいひつ)のあーあーという発声と雅楽の音色が響きます
伊勢神宮では長尾のにわとりの鳴き声とのことーなんだか微笑ましい


遷座された神輿、とても立派で美しいですね


神田祭は山車などの附け祭が賑やからしいのですが、これは魚河岸が奉納
徳川家の崇敬をうけ、江戸の天下祭として盛んだったのですね
大奥まで神輿が入ることが許され、江戸総氏神だったとー
遷座四百年を迎え、皇居へ巡行したいそうです


神幸祭などは観ませんでしたが、宮入の日氏子神輿が練り歩くのに行き会いました
都心の大店へ何度も出入り、なかなか設えも整い祭気分になります


神輿をかつぎ振るのは、神力を増す魂ふりで神を喜ばせることらしい!
上に乗り囃したてるのが論外と説明を受けました


大手町のビル街にある平将門首塚ー逆賊として討たれ、その首が京より
胴体を求めて飛び帰った地! 今も祟りを恐れ祀っているとのこと
花が手向けられ、かなりの人が参っていました

何故神田明神の御柱になつたのか不思議に思っていましたが
関東武士として改革を行い、命がけで民衆を守ったという史実も
興味深いですね

昨日からは三社祭も始まり、夏気分も高まります
初物の「西瓜」小さいわりには甘かったー
この夏は縁日のある夏祭に出かけましょう