週末ごとの大雪! 真夜中外をみると雪が降り積もっていました

たわわな綿雪です 雪明りで幻想的な景色でしたね

 ソチでのフィギィアの中継を観戦中ーハラハラするのでLiveは苦手!

十代の金メダルもすごいことだけど、怪我に苦しみ最後の五輪をと

全力で臨んだ高橋選手! なんだか涙ぐんでしまいましたー






やはり首都圏は大混乱!


坂上にあるので、二日間閉じこもりーで

子供たちはかまくらをー

姥は小さな雪うさぎを 笑


いつも雪が積もると

作っていましたね

なんとなく懐かしい!


15日は釈迦入滅、今日は西行忌

「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ」

このとうりに逝ったので、あまりにも有名な名歌になりました

でも若いときに詠んだもの、66歳で亡くなるまでの心静かで

生得の歌人の逝き様は心打たれます


好きな西行の歌は数々ありますが、雪を詠んだ歌もー


「道閉じて人とはずなる山ざとの あはれは雪にうづもれにけり」

「たまりをる梢の雪の春なれば 山里いかにもてなされまし」

どれも自然体で「あはれ」が伝わってきますー

この春は、西行庵で櫻を愛でたいものです


如月膳は夜咄の趣で整えてみました

汁は亀甲いもとみぞれ汁  蓮蒸しの蓋向であつあつを

蓮蒸しは故里の味ですが、地元の蓮根は難しいので

普通のですが、すこしの葛のつなぎで形になりました





煮物椀は治部煮

でも柔らかい大根煮に

載せてみました


蓮根も大根も冬野菜

鴨も冬に美味しい食材

 

焼物はがんもの田楽

治部煮が味が濃目なので

あっさりしたものと

考えました


夜咄は、亭主や客もいたしましたが和蝋燭の灯りだけでします

陰翳礼讃の世界そのもので、すべてぼんやり映しだされます

白いものが一番はっきり見えるものでしたね

久しぶりに梅鉢を使ってみましたが、半世紀まえに頂いた品です!



冬場のりんごで、紅玉を見つけました

出回る時期が短いので嬉しくなりますね

パイシートに並べて焼いただけーシンプルが美味しい!

今日の訪問してくれた鳥にもおすそ分けです



いつの間にか前のりんごは皮だけに!

なんども来てくれたんですね


   

      「如月の花とみまごう雪舞いて  

                春をはらみて櫻静もり」    みみ卯