これはKewガーデンの雉、いつもしばらく見とれるほど美しい!
勿論食用にならないと思います 笑
晩秋から冬にかけて美味しくなる Gibier 野生の鳥獣類
ロンドンで一番古いといわれるレストラン「Rules」が有名です
伝統的な英国料理もいろいろありますが、この時期にはやはり
ジビエをーFaisan(雉)のロースト、山うずら、ライチョウなど
味わったことがあります
いろんなジビエを煮込んだGameパイがとても美味でした
なんどか行っているので写真をさがしましたが見つからない!
ルールズは猟場を所有しており、ときには弾が出てくることもー
いかにも英国的というか壁にはサイン入りの写真などいろんなものが
飾られ寛いだ雰囲気ーチャプリンなど名優たちや政治家など
チャーチル、サッチャーの写真もありました
特別高いわけでもなく、一年一度の贅沢でしたね
これはある年のXmas 住んでいた近所の魚屋では、鶏類も売っており
時期には、尾羽のついた雉がありローストにしました
TVで見た料理番組を参考の見よう見まねー下ごしらえにワインを使い
臭みを抜きハニーローストにしたように想います
普通のスーパーでも、うさぎ、鹿肉、いのししのソーセイジ、うずらなど
鴨もいつもありビーフなどより安価でした
日本は合鴨でも高いですね
舟木安信のレシピによる 「鴨のとろろ煮」
鴨の皮を細切りにして下味をつけ、とろろにのせて温める!
なんとも不思議な食感ー食材の使い方って刷り込みがあるので
意外性が面白いけれど、藩主のお好みだったのかしら?
でも素朴でヘルシーですね
加賀藩には300年の伝統の坂網猟があり、11月から2月半ばまでが
猟期、今も片野鴨池では鴨の飛来を大切にしているようです
坂網猟は、熊手のような網を空に投げて捕獲、鴨が傷つかないので
肉質が上等だと言われています
一度眺めてみたいですね
こんな本鴨で、治部煮などを味わったらさぞやと思いますが
よく使うハンガリーの冷凍鴨肉でもまあまあでしょう
鴨は「薬喰い」と言われていますから、またとろろ煮を
作りましょう
この鳥たちは
食べてはいけません!
Kewの大切な住人です 笑