折々の言の葉



折々の言の葉
ユニオンジャックがはためく

コンサートホール


久しぶりです

前の広場ではマルシェ

新鮮そうな野菜などが

並んでいましたが

演奏前でー残念





折々の言の葉


懐かしいロンドン交響楽団の演奏会です!

LSOには気軽に聴く機会が多かったですね

名だたる指揮者ファミリーが率いていましたから

とても贅沢な演奏会、でもリーゾナブルな代金でした


ホームであるバービカンセンターはシアターや映画館などもあり

年中いろんな催しがありました

今も忘れがたいのは、ウイーンフィルとゲルギエフの演奏会

ワグナーのトリスタンーやドヴュシーのLe mer,ベルリオーズ

プロコフィエフのピアノコンチェルト2番、チャイコフスキーのNo6など

信じられないような名曲の数々、二日つづけて堪能!

生涯もうないような音楽シーンだったと思っています


首席指揮者のゲルギエフが、マーラーチクルスを指揮し

帰国の前々日まで、バービカンホールへ通いました!


折々の言の葉
これは拝借したもの

第六番の演奏!


この会場に居たので

とても懐かしいです


このホールは客席と

ステージがとても近く

前列だと指揮者が

目の前を通っていきます

ゲルギエフは胸に手をあて

いつも小走りでした

やはりカリスマ性ありで、指揮振りも独特の雰囲気でした!


折々の言の葉

さて今回の来日演奏会はこの都心のホール、何年ぶりでしょう

ベルナルト・ハイティンク指揮でのまさに引っ越し公演

もうひとつの眼目は、マリア・ジョアン・ピリスのピアノ

日本でとても人気のあるピアニストで、満員でした!


ハイティンクは、ロイヤルオペラで聴きましたが、オケピッチの中!

ベートーベンチクルスでは、その端正でまっすぐなスタイル

音を積み上げていく重厚さで定評があったと思います

今回、もう80歳を超えているのに、揺るぎないものが

ありました

ブリテンの「四つの海の間奏曲」、英国の海岸景色やイギリス的な音を

感じさせ、妙に懐かしかった!

ベート^ベンの交響曲7番は、やはり聴きごたえのある大曲

圧倒されるような響きに満たされたようーでも指揮を終えた静かな姿は

真摯な趣で印象的でした



折々の言の葉
ピリスのモーッアルト「ピアノ協奏曲17番]」
 とても自然体で、卓越した技をシンプルに軽々と演奏しているー

繊細ななかに力強さを秘めた音色に透明感を感じました

もっとソロで聴きたくなり、チェロとのデュオコンサートへも出かけました


折々の言の葉


チェロマニアにとっても嬉しいデュオ・リサイタル

ベートウベンのピアノとチェロのためのソナタの2番と3番

ともに音色が饗きあい、高まりながら醸し出される演奏

上質のワインを味わうような雰囲気でした!


LSOとの共演では、指先が見える席で、その巧みさに魅了されました

ここでは表情がよく眺められ、その柔らかな微笑みやしなやかな感性を

現していてとても素敵でした


アントニオ・メネセスは初めて聴きましたが、ゆったりとした演奏で

ピリスとの一体感があり、とても心地よいものでしたね

アンコールのカザルスのカタルニアの歌が心に残りました


折々の言の葉



折々の言の葉 春の嵐にもなつた夜

遠いけれど出かけて

よかった!


それにしても日本は

外来演奏家が花盛り

熱心なファンが

多いことにもびっくり


各地に立派な

ホールがあるのですね



ホールを出ると、夜目にスカイツリーがー


折々の言の葉


よく見えませんね 苦笑  でも綺麗でしたよ

これからはすこしほろ酔いながらの夜桜のそぞろ歩きなど

春の宵は心うきうきと愉しみたいですね

この週末で満開!急がなくてはー笑 長閑な発想ですね