折々の言の葉


夏至が過ぎ、梅雨も本番!

ようやく青梅を手に入れ、梅酒を作ろうと思います


折々の言の葉

この青梅って、ほんとうに愛らしい自然の造形!

いつも出回るこの頃に作りたくなる和菓子「青梅」!


折々の言の葉
練り切り、外郎の生地も

ありますが、「こなし」に

しました

白餡に小麦粉を

練り込み蒸します
折々の言の葉

丁度よい固さになりよかった!

緑の天然色粉を加えて

さらに練ります


なんとか青梅らしい色にー

生地もなめらかに仕上がり

ワクワクします

「こなし」は割合扱いやすく

形もいろいろ工夫できます



折々の言の葉 餡は梅ジャムを香り付に

すこしいれました


素人は同じ大きさに

なかなか出来ないので

やはり計ります

折々の言の葉

色合いも形、大きさも大事!

茶事では縁高(主菓子器)に

いれますが、見合った

程よい大きさが肝要です

まず正客の目に叶い、季節感を

味わってもらえたらー

亭主冥利のひとつです!


これは餡 15グラム

生地 25グラムで計40グラム


青梅に見えるかな?



折々の言の葉


亡くなられた茶道の師にはたくさんのことを教えて頂きました

心を尽くしても過剰にならず、何事も工夫することですよーと

茶道にかぎらず、普段の暮らしにもいえますね


お稽古では、いつも庭の梅の枝をあしらった主菓子でした

ですから自分で供するときも、まず梅枝さがしー

街中ではなかなか手に入らないですね、これも梅もどき 笑


  「ついり穴 おちくる青梅(おうめ) 冴々と

      梅雨泊てぬ間の 樹雨なりけり」  みみ卯


折々の言の葉

 昨夏、レマン湖畔の小さな村で入手したカフェボウル

 ハート形と土の色合いが特徴で、愛用しています

 たっぷりと点てて、嬉しい一服となりました


 青梅菓子は、一度では頂ききれないので冷凍します

 そして常温で解凍すると、出来立てのようになる優れもの 

 これからも季節に見合う和菓子をつくりましょう!