平成7年1月17日、早朝の阪神淡路大震災!

もう17年も過ぎてしまったのですね

朝5時台ですから、目醒めのころですね

地震の体感はなかったようですが、第一報を知り

なにを感じたか想いだせません

いまは唯  「昨日といひ けふとくらしてあすか川

              流れてはやき月日なりけり」 古今集より

この想いを深くするだけです


追悼の竹灯の明かりが大都市では最大の震度7!の

多大の犠牲者に捧げられていました

被災者はこの17年は時が止まったままであったと

語っていました

肉親を亡くした人達の想いや苦しみは時間では

癒されないと思うばかりです

外に居た者もこの記憶を風化させてはいけないと

東日本大震災のことも合わせて強く感じました


折々の言の葉

港に向かって建つクイーンの塔

昭和9年に建造された税関で、とても瀟洒な建物です

関東大震災で壊滅的だった街のガレキで埋め立てられた港周辺!

大空襲にも耐えて残ったことも奇跡に近いし、いまも資料館として

使われていることが素晴らしいです

歴史を語り継ぐ貴重なもののひとつですよね

もしなにか災害があっても残ってほしいと

散歩のたびに見上げています


     「竹灯の あしたに繫ぐ燈火に

          数多の想い 宙(そら)にとどけむ」 合掌