思春期早発症について検索していると、同じく治療中のお子さんのブログで「プリモボラン」という薬を見かけました。この薬を使えば、息子の最終身長の伸びを少しでも期待できるのではないか。そう思い、ぜひ服薬させたいと考えました。


 初診の血液検査の結果を聞きに行った受診時、主治医に「インターネットでプリモボランという薬を知りました。息子にも使えないでしょうか?」と思いきって尋ねました。


「保険適用外の薬なので、この病院では処方できません。県内には処方できる病院はないはずです。」 

 それでもあきらめきれず、県外で処方してもらえる病院を紹介してもらえないか尋ねてみましたが、

「プリモボランは肝機能に障害を与えることがあります。それよりも、今は体重を落とすことが優先です。肥満が思春期早発症の引き金になることもあるんですよ。」 と主治医は言いました。


 息子は縦にも横にも大きい体格。それからの2年間は、思春期早発症のことより「肥満指導」が中心の通院となりました。


そうだよね、肥満は病気につながるもんね…と体重の増加をおおいに反省し、プリモボランの服薬はあきらめました。


診断から10日後、月1回の定期受診とリュープリン投与を開始しました。



当時参考にした書籍です