内容が難しくて、読むのに時間がかかってしまいました。
恩田陸/epitaph東京

東日本大震災前後の東京の姿を色々な面から考察する
物書きの主人公と、自称吸血鬼の男性の話が随所で交錯し、
さらに主人公が描きたい舞台の台本の一部が間に挟まれたりして、
あらすじをまとめるのが不可能な多面的な内容でした。
個別のエピソードは、東京という都市の切り口が面白くて
(将門の首塚と渋谷の話が一緒の本で読めるのはなかなかないでしょうし)、
あらたな発見もあったのですが、全体の感想となると
途端に???となってしまう感じです。
読み込みが甘いのかな~。
また時間を置いて再チャレンジしたいと思います
