昨日から読み始めたのですが、比較的早く読み終わりました。
翔田寛/探偵工女

富岡製糸場の第一号工女でもあり工場長の娘でもある少女が、
同僚の死の真相を明らかにしようと奔走する話です。
工場長の娘なので、捜査機密もガンガン入手する都合のよさはともかく、
明治初期独特の世界観や複雑な人間関係は非常に面白かったです。
学校の授業などでも、なかなか近代日本の詳細には踏み込む時間がなく、
単純に官軍と旧幕府軍の戦いがあって明治になったくらいの認識でしたが、
幕末の混乱が明治になってすぐ収まるわけもなく
色々あったんだなぁ、とこの時代に興味が出てきました。
ミステリーの分野でも、この時代を舞台のしたものが
いくつかありそうなので、ますまはそこから始めてみようかな
