美しくも哀しいこんばんは三連休でお休みになっていた読書記録です。宮木あや子/砂子のなかより青き草清少納言が定子と暮らす波乱の日々を綴る話です。実は書物にかかれていないけど…みたいな話かなと思っていたのですが、そういったエピソードより、史実に沿って動く話に当事者たる女性たちがどんな思いで向き合っていたかという話で、本当にこうだったのかもと思うくらいでした。日常描写にただよう女子っぽさもあり途端に平安時代が身近なものに感じられました。全体としては哀しい話なのですがとても面白かったです。